そのキーボード、汚れてますよ?
キーボードって見た目以上に汚れているんですよね。キートップをアルコールティッシュで拭き取れば茶色くなるし、キーの裏側には食べ物のカスや髪の毛や小さなゴミが落ちています。知らず知らずのうちに汚れていっているので、定期的にクリーニングしてあげるのがいいです。
ただ、何を使ってクリーニングするか、ですよね。キートップはウェットティッシュで拭けばいいけど、キーとキーの間や、キーの裏側はブロアーを使って吹き飛ばすくらいでしょうか?今回はそんなキーボードクリーニングに役立つ製品の紹介です。
FILCO キーボードブラシをレビュー
今回購入したのはFILCOのキーボードブラシです。ちゃんとキーボード用として作られたものです。パッケージに馬のイラストが描かれていますね。イラストの上には何と書いてあるでしょうか……?
Amazonほか、楽天やYahoo!ショッピングでも多数のお店の取り扱いがあるようです。
中身はこちらのブラシです。天然木の持ち手と、馬毛100%の毛材で構成されています。
毛丈は30mmあり、キートップの深いキーボードでも底に届くような長さです。なぜ馬毛が使われるのか?それは、馬毛は静電気が起こりにくい、という特徴があるから。キーボードとはいえ、PC周辺機器に静電気は厳禁です。
キーとキーの間に差し込んで真っ直ぐ通していきます。
馬毛には柔軟性と弾力性があるので、縦方向にも通しやすくなっています。
コンパクトなので、手元に置いておきやすいです。
他社からもいろいろ出ているキーボード用ブラシ
今回はFILCOのブラシだったんですが、調べてみると他社からもさまざまなブラシが発売されています。例えば、キッチンツールで有名なOXO(オクソー)からはキーボードも液晶画面も掃除できる2in1のクリーナーが出ています。
ドイツの生活用品メーカーREDECKER(レデッカー)からもキーボード用ブラシが発売されています。豚毛と山羊毛を使用しているそうです。
こちらも同じくREDECKER製のブラシ。ノートPCと一緒に使えるよう、折りたたんで持ち運べるようになっています。
エレコムからは毛先が収納できる除電ブラシが発売されています。丸洗いもできるそうで、清潔に使えますね。
サンワサプライからは円筒型で、収納できる除電ブラシが発売されています。
変わったところでは、岐阜県中津川市の赤田刷毛工業株式会社が馬毛を使ったキーボードブラシを出しています。毛丈が50mmあり、HHKBに向けた製品として作ったようです。
もちろん他のブラシでも代用できますが、除電や帯電防止できるブラシであることが重要ですね。
FILCO キーボードブラシのまとめ
日常的に使うキーボードだからこそ、ブラシ以外にもブロアーやエアダスター、ウェットティッシュなどを使って定期的にクリーニングしましょう。