Makuakeの応援購入で「はかり」を買う
Makuakeで見かけたユニークな製品に興味を惹かれて、応援購入してみました。「はかり」です。
スマホアプリと連携して進化する、ということですが、いったいどんな製品なんでしょうか。製品が到着して、しばらく使ってみたのでレビューしてみます。
スマートスケール dotscaleをレビュー
こちらがパッケージ。ブルーとホワイトのシンプルなデザインです。

Makuakeからの応援購入だったので、プロジェクト代表の方からの御礼メッセージが入っていました。クラウドファンディングはこうした形で販売者の方の思いに触れられるのが醍醐味ですね。

内容物は、dotscale本体、単四電池2本、USBケーブル、マニュアルとなっています。

乾電池が付属していたので電池駆動式と思われがちですが、dotscaleは内蔵のリチウムイオンバッテリーによって動作します。

単四電池2本は予備の電源として動作するそうです。せっかく付属しているので入れておきましょう。

dotscaleの操作は極めてシンプル。電源のON/OFF(右)と、TARE機能(左)のみ。

TARE機能は、容器や袋をのせた状態でゼロにしてくれる機能。TAREは「風袋」という意味です。
dotscaleはスマホアプリと連動する
dotscaleは単体でもはかりとして機能します(1g単位・15kgまで)。しかし、dotscaleの真価はアプリと一緒に使ってこそ。dotscaleアプリをインストールします。

dotscaleアプリ内に、さらにミニアプリがあります。用途に応じてミニアプリを選んでいきます。シンプルなのは「着せ替えスケール」。

dotscaleの数値表示とアプリが連動しているんですが、この背景や文字色を装飾することができます。

プリセットの背景もけっこう多くて、計測を楽しく演出できます。

中には、権利処理大丈夫?というものもあるんですけどね……。
この郵便物いくら?レタースケールもアプリで対応する
実用性という意味で便利だと感じたのが「レタースケール」のミニアプリです。郵便物を送る際に迷いがちな「重量に応じた郵便料金」を表示してくれます。

dotscaleで計測したモノの重さに応じて、各種料金を表示してくれます。

レタースケールって持っていないので、アプリで拡張できるのがとても便利だと感じます。
アプリ連動コーヒースケール!美味しいコーヒーが淹れられる?
そして、今回最も楽しみにしていたのが「コーヒースケール」のミニアプリです。「ちいさなコーヒー屋さん」というアプリで実装されています。
このアプリの案内に従っていくと、美味しいコーヒーが淹れられるようです。

「ドリッパーで作る」を選んで進めていきます。

カップ+ドリッパー+フィルターごとdotscaleに載せて、アプリの案内を次に進めます。

次にコーヒーの粉を入れるように指示があります。ここでコーヒーの粉の量が軽量されます。コーヒーの粉の量に合わせて、沸かすお湯の量が表示されるので、準備しましょう。

お湯が沸いたら、蒸らしのため少量のお湯を注ぐよう指示が出ます。

蒸らしの時間がカウントダウンされるので、じっと待ちましょう。最適な蒸らしの時間ってよく分からなかったりするので、この機能はありがたいです。

蒸らしの時間が終わると、残り時間と注ぐお湯の残量が表示されます。お湯を注ぐとリアルタイムに減っていきます。焦らずに注いでいきましょう。

注ぎ終えて終了です。dotscaleから下ろしましょう。

なお、この一連のドリップについて点数で評価されます。レビューしながら進めたので、手元が落ち着かなかったせいか、60点というシビアな結果に……。上達のしがいがありますね。

この「ちいさなコーヒー屋さん」を使えば、コーヒーを淹れるのが苦手な方でも、手軽に美味しいコーヒーを淹れることができますね。
アプリとスケールが連動することで、こんな使い方ができるなんて目からウロコです。
まとめ
クラウドファンディングならではのユニークな製品でした。計測するだけのただの「はかり」も、アプリと連動することで、様々な用途で活用の幅が広がります。
コーヒースケールだけで十分に満足しているんですが、今後どんなミニアプリが出てくるのか、楽しみです。