shunzao L1 レビュー/吸引力抜群のコストパフォーマンス!軽量で扱いやすいコードレス掃除機!

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ダイソンか、シャークか、それとも……

わが家では、コーギーを室内飼いしておりまして、日々、コーギーの抜け毛と戦っております。(換毛期とか、ほんとすごいんですよ……)

ふだんはShark EVOPOWERで掃除していますが、正直なところ、吸っても吸っても毛が出てくる始末で、もっと強力なコードレスクリーナーを検討しています。ただ、妻も使うものなので、パワフルであることと軽量であることは両立しなければなりません。
妻と一緒にヨドバシカメラで試用してみた限りでは、候補に上がったのは、Dyson Micro 1.5kg (SV21)かShark EVOPOWER SYSTEM CS401Jでした。しかし、問題は価格です。両機種とも5〜6万円と、そこそこ高価なのです。

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shunzaoの新たなコードレスクリーナー「L1」

2020年夏にレビューしたのが、Makuakeで応援購入を募集していたコードレスクリーナー「shunzao Z11 Pro」です。シャオミ・エコシステム発のこの掃除機は非常にパワフルで、クリーナーヘッドは絡まりやすい髪の毛を自動切断するといった機能を搭載していました。
shuzao Z11 Proを実際に使わせてもらって、パワフルさを最も実感したのは、電動ダニ吸引クリーナーヘッドでした。これまでこんなベッドに寝ていたのかと震撼するほどに……。
https://www.makkyon.com/2020/08/31/shunzao-z11pro/
ただ、shuzao Z11 Proはパワフルさと引き換えに、重量もそこそこあったため、妻には不評。私はshunzao Z11 Proを使い、妻はShark EVOPOWERを使い続けるという、掃除機2台体制でした。前述したように、ダイソンやシャークを検討していたのは、こういった理由です。
そんな折、Makuakeで応援購入を募集しているshunzao L1のレビュー依頼がありました。これは求めていたものなのかも……そう思ってお受けすることにしました。

shunzao L1をレビュー

こちらが、shunzao L1のパッケージです。コードレス掃除機全般に言えることですが、延長パイプの長さのぶん、パッケージも大きくなりがちですね。

とはいえ、shunzao Z11 Proよりもコンパクトになったと感じます。
shunzao L1の付属品はこちらのようになっています。

shuzao L1の付属品は下記の通りです。

  • 磁気吸引式ブラケット
  • 電源アダプター
  • ブラシノズル
  • 隙間ノズル
  • 電動クリーナーヘッド
  • 電動ダニ吸引クリーナーヘッド
  • 延長パイプ

延長パイプはメタリックレッドで目立ちますね。shunzao L1の特徴的なキーカラーです。

shunzao L1に取り付けられるヘッド&ノズルは4種類あります。
左から、デスク上やカーテンなどを掃除する「ブラシノズル」、家具のスキマや窓枠を掃除する「隙間ノズル」、フローリングや絨毯を掃除する「電動クリーナーヘッド」、ベッドやソファを掃除する「電動ダニ吸引クリーナーヘッド」です。

およそ家の中を掃除するには十分なヘッド&ノズルが揃っています。
L1本体を見ていきましょう。L1の持ち手には、人差し指の位置に電源ボタンがあります。銃のトリガーのように押して動作させます。

L1本体のグリップの下部には、電源プラグの挿入穴があります。Z11 Proではバッテリーが取り外し可能でしたが、L1では内蔵になりました。

電池残量は、3段階のLED表示になりました。3つ点灯していると残量は65%を超えていて、LED2つで35〜65%、LED1つで35%未満になります。

Z11 Proでは1%刻みで表示されていたので分かりやすかったんですが、L1ではざっくりと分かるようになっています。
なお、延長パイプやヘッドを除くshunzao L1本体の重量は1.15kg。持った感じでもかなり軽く仕上がっていることが分かります。

ロックボタンでモード固定できるのは便利

本製品に限らず、掃除中にトリガー(電源ボタン)を押しっぱなしにしながら掃除するのは、ちょっとしんどいです。でも、L1稼働後に本体背面にあるロックボタンを押せば、トリガーから指を離しても、吸引し続けます。これは楽でいいです。

ロックボタンの上にあるMAXボタンは、文字通り最大出力で掃除をしてくれます。電動クリーナーヘッドで絨毯を掃除するとき、電動ダニ吸引クリーナーヘッドでベッドやソファを掃除するときに使いましょう。ただ、そのぶん音も大きいです。

shunzao L1を実際に使ってみた

それでは、shunzao L1を使って、実際に部屋の中を掃除していきます。
shunzao Z11 Proを「重くて使えない」と言っていた妻に持ってもらったところ「軽い!これなら使える!」と絶賛です。なお、手元から床までの長さは1mほどです。

電動クリーナーヘッドで掃除していきますが、ヘッドがフローリングに当たる「ゴロゴロ」という低い音は意外と響く感じがあります。
スムーズだったのは、ソファの下の掃除です。電動クリーナーヘッドで掃除しつつ……

そのままshunzao L1を滑り込ませると、スルッとソファの下に入っていきます。電動クリーナーヘッドの可動域が広く、手首の動きに合わせてスルスルと動いてくれます。

そのまま、shunzao L1を引き出して、次の動作に移るまでもスムーズです。吸引力もそうですが、電動クリーナーヘッドの出来の良さを感じます。

店頭でダイソーやシャークのスティック型コードレスクリーナーをさんざん試していた妻からも「使いやすい」と声が上がりました。

隙間クリーナーや電動ダニ吸引クリーナーヘッドも使ってみましたが、吸引力もあり、コードレスクリーナーとしての使い勝手は十分でした。

shunzao L1はワンタッチでゴミ捨て可能

直前にShark EVOPOWERで掃除していたんですが、それでもshunzao L1のダストカップにはコーギーの毛が溜まっていました。けっこう残ってたんだなあ……。これだけ吸えてしまうshunzao L1の吸引力は十分と言えるでしょう。

shunzao L1はゴミに触れる事なく、ワンタッチでダストカップのゴミを捨てることができます。

ただ、ダストカップ内のスペースに余裕がないためか、毛が多いとダストカップの中で絡まって残る事があり、かき出して捨てることもありました。

shunzao L1は壁かけにはできるけど……

shunzao L1には、磁気吸引式ブラケットが付属していて、収納時は壁づけにする事ができます。

ネジ止めだと賃貸派の方には厳しいですが、付属の両面テープを使うこともできます。
白い壁に設置すると、とてもシンプルに見えます。

この磁気吸引式ブラケットの凸部と、shunzao L1底面の凹部がマグネットで吸着するようになっています。

このように壁面に立てかけることができます。

写真で見るととてもスリムに収まっているように見えますが、実際にはACアダプターを繋ぐ必要があるので、ケーブルはちょっと目立ってしまいます。

shunzao L1とZ11 Proを比較してみる

shunzaoのコードレスクリーナーといえば、Z11 Pro(写真後ろ)もレビューしています。
https://www.makkyon.com/2020/08/31/shunzao-z11pro/
2機種を並べてみました。Z11 ProとL1は、同じshunzaoのコードレスクリーナーながら、その性格がまるで違います。

Z11 Proは高出力のモーターに、取り外し可能なバッテリー、残量表示可能なLEDと、リッチな機能を持っているのに対し、L1は機能を絞りつつ小型・軽量という点が大きな特徴です。実際に使ってみて、Z11 Proの吸引力は頼もしいんですが、日常的に使うにはやはり重く、L1程度の軽さがないと辛いかなと感じてしまいます。機能で割り切るか、軽さで割り切るか、というところでしょう。

すみずみまで洗ってメンテできるshunzao L1

shunzao L1で電動クリーナーヘッドをしばらく使っていると、クリアパーツの下で毛が絡まっているのが見えました。ロールブラシを回しても取り出せそうにありません。

電動クリーナーヘッドの裏を見ると、分解のためにロックが解除できるようになっています。

このまま電動ロールブラシを取り外すことができます。

電動ダニ吸引クリーナーヘッドのブラシも取り外せます。

分解できるのはこれだけではありません。ブラシレスモーターの上のフタ(クッションフィルター)も取り外せます。

ダストカップを開けると、ダクトが見えます。実はここも取り外しが可能になっています。

ダクト部分を回すと、ステンレスエッチングメッシュのフィルターを取り外すことができます。

この中には、スポンジフィルターや静電コットンの高効率フィルターも入っています。

今回取り出したこの5点は水洗いが可能です。

水洗い後は、確実に乾いたのを確認して取り付けましょう。

shunzao L1のいい点・気になる点

L1はZ11 Proと比べて圧倒的に軽量になったので、気軽に掃除ができるようになりました。やはり軽さは正義です。とはいえ、実際に購入に当たっては気になる点もあります。最後にいい点と気になる点を挙げてみましょう。

shunzao L1のいい点!

  • 軽く、扱いやすくなった
  • 競合製品と比べても安価に買える
  • 吸引力が強く、これまで取れなかったゴミも取れる
  • フィルタが何重にもあるので、排出される空気が綺麗
  • ダストカップが捨てやすい
  • 付属品が充実していて、これ1台で完結できる
  • 電動クリーナーヘッドがよく動いて、扱いやすい

shunzao L1の気になる点……

  • MAXボタンを押したときの最大出力は吸引力はあるが、音もうるさい
  • 本体は軽いが延長パイプやヘッドも含めるとそこそこの重さにはなる
  • 満充電でも通常モードで30分程度しかもたない
  • 予備バッテリーが使えないので、充電なくなると詰む
  • ブラケットではなく充電ドックだと便利だった
  • フローリングを掃除しているときのゴロゴロ音は意外と大きい

こんなところでしょうか。

まとめ

冒頭でDyson Micro 1.5kgかShark EVOPOWER SYSTEMに絞り込んだ話をしましたが、コストパフォーマンスを考えると、shunzao L1は十分に「アリ」です。Dyson Micro 1.5kg (SV21)を買う費用でshunzao L1が2台買えちゃいますからね。
Makuakeでの応援購入は、3月15日まで受付中です。

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