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audio-technica ATH-ANC300TW レビュー/丁寧に、気負わず、マジメな完全ワイヤレスイヤホン

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各社から意欲的な完全ワイヤレスイヤホンが登場していますが……

2020年も半ばを過ぎましたが、完全ワイヤレスイヤホン市場は各社が鎬を削ってさまざまなモデルを出しています。
その中でも特徴的なのが「アクティブノイズキャンセリング」機能。昨年SONY WF-1000XM3とApple AirPods Proが対応したことで、一気に火が点きました。各社のフラッグシップ製品がこぞってこれに対応してきています。

そして、今回紹介する製品もそんな一つ……

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オーディオテクニカから登場した完全ワイヤレスイヤホンとは……?

今回レビューするのは、オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン ATH-ANC300TWです。型番にANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)が含まれていることから分かるように、同機能に対応しています。

さて、いったいどんな製品に仕上がっているのでしょうか……。

audio-technica ATH-ANC300TWをレビュー

パッケージはきわめてコンパクト。ほぼホワイトとブラックのカラーリングで占められたパッケージデザインは渋い仕上がりになっています。さすが、オーテク。

側面はパッキングリストになっていて、付属物が一覧できるようになっています。

さて、パッケージは蓋身式になっているのですが、内箱の側面はブラックになっていて、ここでもホワイトとブラックのコントラストを感じることができます。

ATH-ANC300TWとご対面です。上に充電ケース、下にイヤーピースが1:1の比率で収まっており、デザインの力を感じさせます。

内容物はこちらの通り。各種イヤーピースに、USBケーブル、ATH-ANC300TWと充電ケース、そしてマニュアル類となっています。

イヤーピースは、シリコン製のもののほか、COMPLYのプレミアムメモリーフォームも1ペア付属しています。

余談ですが、意表をつかれたのがイヤーピースの収納方法。てっきりシート状になっていて取り出せるのかと思いきや、シートの下で固定されていたらしく、バラバラっと落ちていきました。

こちらが充電ケース。上下で素材が異なっており、上はマット素材、下はプラスチック素材で構成されています。

オーディオテクニカのロゴは控えめで、目立たないように処理されています。

二本指で持ち上げられるほどコンパクトで軽量な充電ケースになっています。

充電用のUSB-Cポートは側面に備えられています。充電用のポートはたいてい、底面か背面にあることが多いので、この配置は珍しいです。

充電ケースを開けると、ATH-ANC300TWイヤホン本体が縦に並んでいました。この配置も珍しいですね。

充電ケースとATH-ANC300TWイヤホンは、弱めのマグネットで吸着しているので、指で倒すだけで楽に取り外すことができます。このマグネットの感覚、気持ちいいくらいに「ちょうどいい」です。

充電ケースをよく見ていくと、曲面を多用してきれいに構成されていることが分かります。

S字に開くようデザインされた充電ケース。この開き方も独特です。

ATH-ANC300TWの内側には、充電用の端子とマグネットが並んでいます。

ATH-ANC300TWの形状は耳の中に滑り込むようなデザインになっていて、装着性の良さを感じさせます。

斜めから見ると、その独特な形状がよく分かります。

耳に装着した際に、上にくる部分に操作用のスイッチがあります。ATH-ANC300TWは、タッチセンサーではなく物理的なスイッチで操作します。

ノズル部分にはメッシュが入っていて、ゴミが入らないようになっています。

LEDは、控えめな位置に配置してありました。

それでは、実際にATH-ANC300TWを耳に装着してみましょう。

ATH-ANC300TWの装着感は?

ATH-ANC300TWの多段構造のデザインは、耳に滑り込むように入り、装着感はとても良いです。

耳の中にすっぽりと収まるため、ズレたり落ちたりすることがありません。

ATH-ANC300TWを最初に見たときは独特の形状に戸惑いましたが、実際に装着して、その感触に慣れてみると、考え抜かれた最適解であるように感じます。シンプルにいうと、「ちょうどいい」感じです。

コンパニオンアプリ「Audio-Technica | Connect」

ATH-ANC300TWのコンパニオンアプリは「Audio-Technica | Connect」としてアプリストアに公開されています。
サムネールの1枚目に対応製品一覧を持ってくるあたりに、オーディオテクニカの生真面目な企業姿勢が現れているといえます。

最近の完全ワイヤレスイヤホンに搭載されることの多い「製品を探す」機能は、ATH-ANC300TWにも搭載されています。

製品登録後のアプリのトップ画面がこちら。シンプルですね。

ノイズキャンセリングは、シチュエーションに合わせたセッティングが利用できるようになっていました。

そのほかのカスタマイズもアプリ上から行えるようになっています。

接続するコーデックも選択できるようになっています。iPhoneの場合はAACかSBCになりますが、よほどのことがない限りAAC固定でも問題ないでしょう。

キーアサインについても、変更が可能です。

パターンAとパターンBは、利き腕で分けているようです。しっくりくるセッティングを探してみてください。

ATH-ANC300TWをiPhoneとペアリングして聴いてみた

さて、それでは実際にiPhoneとペアリングして聴いてみましょう。

ATH-ANC300TWの音質は、解像感が高く、すべての音域でバランスの良い音を奏でてくれます。どのメーカーに似ているということもなく、極めてフラットな音質です。なんといえばいいのでしょう、「ちょうどいい」のです。

アクティブノイズキャンリングは、ほどほどといったところですが、音楽に集中させてくれるには十分な効き具合です。過剰に効かせることもなく、かといって全く効かないわけでもない、そう、これも「ちょうどいい」のです。

まとめ

驚くほど高いレベルでバランスよく収まっている完全ワイヤレスイヤホン、ATH-ANC300TW。過度な主張はせず、ユーザーにとって気持ちのいいレベルで、いい音を聴かせてくれる、職人芸のカタマリのような製品です。

ATH-ANC300TWの感覚的な良さは、手に持って耳に装着してみないと分かりづらいところですが、間違いなくオススメの製品です。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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