KBEAR KS2 レビュー
今回紹介するイヤホンは、KBEARのKS2です。これまでにKB04やDIAMONDなどを聞いてきましたが、今度はどんな音を聴かせてくれるのでしょうか。
※本レビューにあたり、製品サンプルを提供いただきました。
KBEAR KS2 ハイブリッドイヤホン レビュー
パッケージをパッとみて分かるのは、表面に日本語表記で「ハイブリッドイヤホン」とあること。
パッケージ裏面には三カ国語で仕様表記がありますが、そのうちの一つは日本語表記でした。
パッケージを開けていきます。
内容物は、マニュアルと、KS2本体、3.5mmイヤホンケーブル、イヤーピースとなっています。
イヤーピースは、S / M / Lの3サイズが含まれています。
KS2のハウジングの外側は光沢処理がされていて、美しく仕上がっています。
一方、内側を見ると、スモークがかったクリアパーツになっていて、KS2の内部構造を見ることができます。
ケーブルとの接続には、2pinが使われています。
この2pinのコネクタ部分は別パーツによって凸状になっていて、ケーブルとの接続性を高めています。
ノズルはゴールドで処理されており、高級感が出ています。
KS2のデザインはこの価格帯の製品としては非常に美しく作られているのですが、KBEARブランドでも様々な仕上がりのイヤホンがあり、次回作も楽しみに思えてきます。左から、KB04、KS2、DIAMONDです。
さて、それではKS2に付属のケーブルを挿して準備完了です。シュアがけしやすいように、ケーブルにはカバーがついていて、耳周りに欠けやすくなっています。KS2も耳への収まりがよく、疲れにくいようです。
それではKS2の音質を確認していきましょう。
KBEAR KS2で実際に聴いてみた
DAPとしてiBasso Audio DX160を使って聴いていきます。
KBEAR KS2は、音の分離感がはっきりしており、解像力もあります。加えて、10mmの大口径ダイナミックドライバーが低音を力強く押し出してきます。
中高域と低音域が全力で奏でるものだから、欲を言えばまとまりが欲しいところですが、この価格帯の製品なので、むしろその暴れっぷり込みで音楽を楽しむのがいいでしょう。全体的には良くできた音質で、ロックやポップスを楽しむのにはとても向いています。
まとめ
低価格だからといって小さくまとまるのではなく、ハイブリッド構成のいいところを余すところなく注ぎ込んできているのが、好印象でした。デザインのよさも相まって、オススメしやすいイヤホンに仕上がっています。