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Shokz Aeropex レビュー/走りながら周りの音が聴こえる!骨伝導Bluetoothワイヤレスイヤホン

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AfterShokz(アフターショックス)は、2021年12月にShokz(ショックス)にブランド名を変更しました。

周りの音が聴こえるイヤホン、需要アリ?

最近のイヤホンはカナル型が多いので、音楽に没入できる反面、周りの音が聞こえづらいというデメリットがあります。特に、ジョギングなどで街中を走っていると、車や人に気付きづらいため、イヤホンをしながら走るのは薦められたものではありません。
しかし、最近のイヤホン、特に完全ワイヤレスイヤホンには「外音取り込み」や「透過モード」などと呼ばれる、外の音が聞こえるようになる機能が搭載されています。便利といえば便利なんですが、もっとシンプルな方法があります。
音楽を、耳で聴かなければいいのです。

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音楽は骨で聴く「AfterShokz Aeropex」

今回紹介するAfterShokz Aeropexは、Bluetoothで接続できる骨伝導ワイヤレスイヤホンです。以前に骨伝導イヤホンをレビューしたことがありましたが、今回のAeropexはどんなイヤホンなのでしょうか……。

※今回のレビューにあたり、製品サンプルを提供いただきました。

AfterShokz Aeropexをレビュー

スポーツ・トレーニングシーンを想起させる女性の写真が起用されたパッケージです。こうした写真が使われていると、利用シーンが想像しやすいですね。

このパッケージの中でも最も目立つ位置に置かれているのが、この受賞の証。オーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP2020」の金賞(カテゴリー別VGP受賞結果)、GOOD DESIGN AWARD 2019(受賞詳細)を受賞しています。

そして、安心して買える要素の一つが「2年の長期保証」が付いていること。パッケージにもゴールドのラベルで貼ってあります。
パッケージ底面には販売元のフォーカルポイントのステッカーが貼ってあり、これが日本での正規取扱品の証拠になっています。何かにつけ、安心感がありますね。

パッケージから内箱を取り出し、フタを開くと、ビジュアルメッセージに大きくスペースが割かれています。「BE OPEN」のコピーが力強い。

「BE OPEN」の面を2つに開くと、AEROPEX本体(写真左)と、付属品の入った右側に分かれます。今回レビューする製品は「ルナグレー」というカラーです(全4カラー)。

中身を取り出すとこの通り。AfterShokz Aeropex本体、マグネット充電ケーブル 2本、シリコン製の収納ケース、イヤープラグ、ユーザガイドとなっています。

ユーザーガイドは、日本語を含む12か国語で書かれています。

充電用のUSBケーブルは独自規格です。2本入っていますが、1本は予備です。1本は家で、1本はカバンの中、など、使い分けできるのは嬉しいですね。

こちらはイヤープラグ、耳栓です。Aeropex自体は耳をふさがないイヤホンなので、周囲の音がよく聞こえます。音楽に没頭したい場合はこのイヤープラグを併用しましょう。

他のワイヤレスイヤホンと違うのが、シリコン製の収納ケースです。フタはマグネットで開閉します。防水なので、Aeropexを保護できます。

収納ケースの中にAeropexはぴったり収まります。シリコン素材のため、奥に押し込む際にちょっとコツがいります。

そして、こちらがAfterShokz Aeropex本体。持ってみて感じたのは、曲線の美しさ。デザインのどこにも角がなく、柔らかな印象を作り出しています。

そして、この持ち方でも形状が保持されているのは、ラップランドチタンフレームのしなやかな剛性があってこそです。

Aeropexを細かく見ていきましょう。

側面には「AFTERSHOKZ」のロゴが入っています。

先端にあるのが、音を出す骨伝導ユニットです。

左側のユニットにあるのがマルチボタン。音楽操作はこのボタンひとつで行えます。1回押しで再生/停止、2回押しで次の曲へ、3回押しで前の曲へ、といった操作が可能です。

内側の振動ユニットを見ると、わずかに角度が付いていることが分かります。この角度が、頬骨に対して最適な角度を保持し、より良く音が鳴ることになります。

操作用のボタンは、このマルチボタンだけではありません。

充電端子は、マグネット吸着の独自規格

USBケーブルが2本付属していますが、Aeropexのどこに充電用の端子があるのでしょうか……?

それは、Aeropexの裏側にあります。右耳側の下部です。

電源ボタンを兼ねた「+」ボタンと「−」ボタンが並び、その横に充電用の端子があります。

この端子と、USBケーブルの先の端子を組み合わせることで充電できるようになります。

マグネットで吸着するので、コネクタを近づければ、ガッチリ噛み合います。

AeropexはIP67の防水防塵仕様ですが、充電端子が露出していることもあり、ここに汗やその他の液体が入ると、漏電防止アラーム(振動とビープ音)で通知されるようになっています。
アラートが発動しても慌てず、十分に乾かしてから充電を行いましょう。

Aeropexの装着感はどう?

実際に耳にかけてみました。Aeropexは耳に沿った形が保持されているので、ただかけるだけでOKです。

Aeropexの振動ユニットは、耳の内側、耳珠(じしゅ)と呼ばれる場所に当たるように設計されています。ここに振動ユニットを当てることで、頬骨を伝って音が聴こえるようになります。

ちなみに、メガネをかけた状態でも、問題なくかけることができました。Aeropex自体の素材が肌に優しく、耳の付け根が痛くなることもありません。

曲線が多用されたデザインで、非常に軽量なAeropexは、長時間装着しても耳に負担がかかりにくくなっています。
実際に毎日2〜3時間かけたまま生活していましたが、全く気にならないのがすごいなと思いました。締め付けも緩やかで、痛くなることもありません。

iPhoneにペアリングしてApple Musicを聴いてみた

音量の「+」ボタンを2秒間長押しすると電源が入ります。「アフターショックスへようこそ」と女声のボイスが流れます。こうしたアナウンスは英語が多いのは常ですが、Aeropexは日本語でびっくりです。(ちなみに電源を切るときも「終了します」と流れます)

電源オフの状態から「+」ボタンを5秒長押しするとペアリングモードになります。iPhoneのBluetoothメニューに「Aeropex by AfterShokz」があらわれるので、これを押してペアリング完了です。

iPhone上のApple Musicで音楽を聴いてみました。骨伝導ユニット自体がオープンな構造なため、高音の伸びが弱くややこもったような音ですが、一音一音の解像感はよく、低音もそれなりに響きます。やや狭い空間で良い音が鳴っている、という印象でしょうか。リスニング体験は快適です。

驚きなのはこれだけの音が「骨伝導で鳴っている」ということ。耳をふさいでいないのに、快適に音楽が楽しめるという体験は一番の驚きではないでしょうか。

ところで、気になるのは音漏れではないでしょうか。数人に試してもらったところ、近づくと音が鳴っているのが分かります(振動しているので当然ですが)。電車内でのリスニングはやめておいた方がいいでしょう。

まとめ

初めてのAfterShokz製品でしたが、すっかり気に入ってしまいました。その理由は大きく3つあります。
1つめは装着感の良さ。メガネをしていても長時間付けていても不快にならず、それでいて走ってもズレない、絶妙な締め付け。

2つめは(意外な)音の良さ。骨伝導は骨を通して音を伝えますが、オープンな構造ゆえ外に逃げてしまう音もあります。しかしAeropexは振動ユニットに絶妙な角度を付けることで、その逃げてしまう音を最小限に抑え、快適なリスニング体験をもたらしてくれます。

最後、3つめはデザイン。曲線を多用したシンプルで美しい構造と、静かに主張するカラーリングが、Aeropexを所有することの喜びを与えてくれます。

骨伝導イヤホンという特殊なカテゴリーの製品ではありますが、ここまで読んでくれたあなたになら、この魅力は伝わったのではないかと思います。

AfterShokz Aeropexは、ルナグレー、コズミックブラック、ブルーエクリプス、ソーラーレッドという4つのカラーバリエーションが展開されています。どのカラーも、天体や宇宙の名が冠された名称なのが印象的です。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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