車売却の営業電話が鳴らないスマートサービス!オンライン車売却「MOTA車買取」に愛車を査定に出したら、予想以上の金額で売れた話。

  • URLをコピーしました!
※makkyon webはAmazonのアソシエイトとして適格販売により収入を得て、運営費に充てています。予めご了承ください

自動車はどこで買い取ってもらう?

以前、中古車業界の方にお話を伺ったとき、車の売却先で最も多いのは「乗り換え先のディーラー(トヨタとか日産とか)」とのこと。ガリバーやビッグモーターといった中古車買取業者のCMはバンバン見かけますが、実態としてはディーラーが引き取るケースが圧倒的多数なのだとか。

ただ、私自身も過去に車の乗り換えを2回経験しましたが、ディーラーでの買取価格と、中古車買取業社の買取価格には、かなりの差があります(下手すると2倍くらい)。多少面倒でも、ちゃんと見積もりをした方が、労力以上のリターンはあると考えています。

INDEX

自動車の「一括査定見積」は、着信のラッシュアワー

さて、自動車を売却しようと思ったときに、最初に気になるのが「買取価格の“相場”」です。どのくらいの価格帯で売れるのか、想定しておきたいもの。しかし、買取価格の目安はWeb検索してもなかなか出てきません。

最終的に「オンライン一括見積」のサイトにたどり着く方が多いのではないでしょうか。オンライン一括見積は、必要項目を入力していけば、金額が表示されそうですが、実態は異なります。

フォームを送信した瞬間、電話が鳴り出すでしょう。各買取業者に一斉送信されるため、我先にと電話をかけてくるのです。

一括査定見積は大手企業に有利……

この電話は、買取金額を知らせる電話ではありません。「車を査定する“アポイント”を取る電話」です。一斉電話がかかってくると、どうなるか。実際に、次のような過程を辿りました。

  1. 最初に電話してきた業者と、査定日時を決める(裏でキャッチの音がプツプツ鳴る)
  2. 次に電話してきた業者と、査定日時を決める(同上)
  3. その次に電話してきた業者と、査定日時を決める(同上)
  4. このあたりで着信履歴を見ると、知らない番号の不在着信が並んでいる
  5. 4番目にかかってきた業者あたりから面倒になって断り始める
  6. 30分くらいで電話が止む
  7. 半日くらいして「もう決まりましたか?」と時間差でかけてくる業者もいる

つまるところ、一番最初にアポ電話をかけた業者の勝ちであり、人海戦術でオペレーターを配置できる大手企業が圧倒的有利に立ちます。10社に一斉見積もりを取ろうが、100社に取ろうが、そもそも見積もりできる業者が限られるのです……なんてパワーゲームなんだ。

メールで連絡してくる業者もいますが、そもそも電話でスケジュールが決められた後に、メールで連絡がきてももう遅いのです……。

2016年式のハスラー Xターボを売却する

中古車買取の現状はなんとなく伝わったでしょうか?
今回、引越しを機に、車を売却することになりました。買い替えではなく、純粋な売却です。

売却するのは、3年前に購入した平成28年(2016年)式の「スズキ ハスラー Xターボ」です。果たして、どんな手段で、いくらで売れたのでしょうか……。

グーネットの見積もりはWebで完結する

まずは相場感を知り(買い叩かれないように)優良な中古車買取業者に買い取ってもらう必要があります。

はじめに使ったのは、Webで完結するグーネット買取です。車種や年式、車検の期限など詳しく入力していくと、過去の買取データから買取価格の相場を出してくれます。

入力フォームに沿って、車の情報を入力していったところ、次のような画面になりました。買取相場は、最低値で100万円、最高値で111.1万円という結果が出ました。

これをベースに買取を考えていきましょう。

依頼したら待つだけの車買取サービス「MOTA」とは?

今回見つけたのは「MOTA車買取」というサービスです。一斉に鳴る営業電話は避けたいな、と思っていた自分に取ってはうってつけのサービスでした。どんなサービスだったのか、順を追って見ていきましょう。

※2019年11月以前は「Ullo(ウーロ)」というサービスだったそうです。

見積もり申し込みの前に……車の写真は撮っておこう

最初にやったことは、車の写真を撮っておくことです。

MOTA車買取では、入力するデータや写真など、査定に使うデータが多ければ多いほど、より正確な見積もりを出してもらえます。私は、正面・斜め前・横・斜め後ろと四面の写真を撮っておきました。

あと、車検証を手元に用意しておくと何かと便利です。

申し込みはフォームを入力していくだけ

MOTA車買取には詳細を記入するフォームが用意されています。メーカー・車種、年式、グレードといった基本情報を入力していきます。

それから、自分の情報を入力していきます。携帯電話番号を入力する項目がありますが、ここに気になる一文が書いてあります。「お電話番号は、査定額上位2社またはお客様が指定された会社にのみ公開されます」。そう、高い買取価格を付けた会社にしか公開されないのです。

それから、写真をアップロードします。最大6枚までアップロードできます。これで申し込みは完了です。

ここからがMOTA車買取のユニークなところで、この入力した情報は買取店各社に送られ、一斉に見積もりが行われます。その結果は指定された時間までにネット上に提示され、そこから連絡が入るようになっています。

マイページへのログイン情報はメールで届きます。

申込日の翌日18時に、各社からの見積結果が一斉に提示される予定です。楽しみに待ちましょう。

申し込み後は、翌日を待つだけ。

気になって時間前にマイページにアクセスしてみると、まだ各社の査定が完了していないという表示でした。

なお、入力した車両情報や写真はこのマイページ上からの参照することができます。

それでは、いよいよ買取価格の提示時刻になるようです。

予定時刻に並ぶ、各社の買取査定額

18時を過ぎると、マイページの表示が変わっていました。『以下の店舗に「現車確認」を依頼しました。』と表示されています。このまま画面をスクロールしていくと……

現車確認を依頼した店舗の詳細が明示されていました。そこには査定額が提示されています。

なんと、グーネットの買取の上限額(111.1万円)を10万円も上回る店舗が出てきました。そして、上位2社以外は「お断り済みの買取店一覧」として、MOTA車買取がすでにお断りをしているようです。シビアなサービスだ……。

どの店舗も聞いたことがありませんでしたが、大手の買取業者の後ろでこんなに多くの店舗があったのかと気づかされました。

現車確認の連絡が【2件だけ】

それから、当日と翌日に、上位の2社から連絡がありました。最も高い買取金額を付けてくれた店舗と現車確認の予定日時を決めます。

念のため、車買取でよくCMを見る、大手のGとB社にも連絡をし、当日は相見積もりをしてもらうことになりました。

当日3社に、現車で見積もりをお願いする。

当日は、時間をずらしつつ、MOTA車買取で最高値を付けてくれた1社、車買取で有名な2社、合計3社が一緒に見積もりをすることになりました。

価格の提示について「オークション形式がいいですか?一斉入札形式がいいですか?」と聞かれたので、一斉入札にしてほしいとお願いしました。

3社で名刺の裏に金額を書き入れて、受け取ります。一斉に開くと、右側の名刺が最高値で「121.5万円」とダントツの価格を提示してくれました。この3社での価格差は最大で13万1千円も開いています。新品のMacBook Airが1台変えてしまうほどの価格差です。

この最高値を付けてくれたのは、もちろんMOTA車買取で見積もってくれた店舗さんでした。

MOTA車買取でのオンライン提示額が「121.9万円〜124万円」だったので、下限より少し下がりましたが、これは写真では分からないキズによるもの。こういったものを見つけるのが現車確認ですので、こちらも納得の減額です。

そして、その場で売買契約を結び、後日、自宅まで取りに来ていただくことになりました。

その後、無事に引き渡しを終え、翌日には全額が振り込まれました。丁寧に連絡もいただき、大満足の売却でした。

まとめ

MOTA車買取は、オンラインの一斉見積もりでは出会えない、優良な店舗と出会える良いサービスだと感じました。詳細な情報入力でまずは査定額を提示してもらい、上位の2社だけで現車確認をしてもらうことから、余計な手間がありません。

もちろん、手間を気にしないのであれば、オンライン一斉見積サービスと併用するのも手でしょう。とにかく、自動車を売却するのであれば、MOTA車買取を利用しない選択肢はありません。まずは入力して、最高値を知りましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

役に立ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
INDEX