Oculus Goに続く、ゲーム用スタンドアロンOculus登場!
昨年、センセーショナルなデビューを飾ったスタンドアロン型VRゴーグルOculus Go。単体で使える汎用性と、2万円前後で買える低価格が話題となり、大ヒットしました。ヤフオクやメルカリでの中古価格が落ちていないあたりに、その人気のほどが伺えます。
そして、今年登場が予告されていた期待の大型新人、ゲーム用スタンドアロンOculusこと、Oculus Questがついに登場することになりました。
Oculus Questいよいよ発売開始!
Oculus Questがついに発売開始となりました。直販だけでスタートしたOculus Goと異なり、今回はAmazon.co.jpでも販売となりました。今回は、64GB版を購入しました。
パッケージはかなり大型で、PSVRを購入したときを思い出しました(それでもPSVRのパッケージの方が大型です)。ブラックのバックグラウンドに、パープルのライティングがかっこいいですね。
パッケージを開けると、Oculus Quest本体とコントローラーが収納されています。各種付属品は、左側の小箱に収められているようです。
こちらが内容物の一覧です。Oculus Quest本体に、スペーサー、USBケーブル、USB-ACアダプター、Oculus Touchコントローラー(L/R)となっています。
それでは、Oculus Questを詳しく見ていきましょう。
Oculus Questの外観をチェックする
Oculus Questを正面から見ると、ツルッとしていてシンプルなフェイスをしていますが、よく見ると、トラッキング用のカメラが四隅に装備されています。
天面はシンプルでボタン類はありません。ファブリック生地で手触りは優しいです。
充電用のUSB Type-C(以下、USB-C)ポートは左側面にあります。
左側面にはイヤホンジャック。
右側面にもイヤホンジャックがあります。そして、スリープスイッチはこちら側にあります(写真右)。
底面には、視差調整用のスライダー(写真左)と、音量調整ボタン(写真右)があります。
バンドはゴムではないので伸び縮みしません。マジックテープで長さを調整します。
Oculus Touchコントローラーには左右の区別があります。こちらはL(左手)側。握ったときに人差し指の位置にボタンがくるので、握れば分かります。
こちらはR(右手)側。LRのシールは簡単に剥がすことができます。
こちらは付属品のスペーサー。メガネをかけてプレイする際に、メガネのレンズがOculus Questのレンズに当たらないように取り付けるものです。メガネのアイコンがありますね。
こちらは充電用のUSB-ACアダプター。プラグは折りたたみ式ではありません。
USB-ACアダプターの仕様を見ると、出力は5V 3Aとなっており、最大15Wの出力ができるようです。
それではいよいよQculus Questを起動していきましょう。
Oculus Questをセットアップする
Oculus QuestのセットアップはすべてiPhone/AndroidのOculusアプリ上で行われます。このカバーを外す前にダウンロードしておきましょう。
基本的にはアプリの指示に従っていけば、セットアップは簡単に終了し、ものの数分で使い始めることができます(ただしアップデートが実行される場合あり)。
ヘッドセット一覧からOculus Questを選択し、セットアップを続けていきます。ログインにはFacebookアカウントが使用できます。(OculusはFacebookによって買収されています)
セットアップが完了したら、いよいよOculus Questを使っていきましょう。そこにあるのはこれまでのVRとは違う、「動けるVR」です。
一度、セットアップが終わってしまえば、あとはOculus Quest単体で遊ぶことができます。
First StepsでOculus Questの基礎を楽しく学ぶ!
Oculus Questの楽しさを教えてくれるのは、プリインストールされているチュートリアルアプリの「First Steps」です。
操作系が不安でも、このFirst Stepsをプレイしてしまうと、一気にOculus Questの世界にのめり込んでしまうこと間違いなしです。仮想空間の中でモノを掴み、投げ、押すという体験がいかに刺激的か、このチュートリアルアプリ1本で分かります。
友達に遊んでもらうときも、まずこのFirst Stepsを遊んでもらいましょう。確実に虜になるはずです。
また、Oculus Questを他人がプレイする場合、スマホ側の画面をミラーリングモードにして、指示してあげましょう。同じ画面を見ることができるので、寂しくありません。
Oculus Questを持ち運ぶためのトラベルケースが便利!
Oculus Questを購入したら、一緒に入手しておきたいのが、純正のトラベルケースです。
パッケージはなく、バンドが巻かれた状態で届きました。外観はソフトケースっぽいですが、頑丈なハードケースなので、しっかりOculus Questを守ってくれそうです。
中身はこのようにOculus Questの収納に特化した形をしています。
このようにOculus Quest本体とOculus Touchコントローラー2つが、綺麗に収まります。
外への持ち出しだけでなく、家の中の収納ケースとしても使いたいところです。
First Stepsの次に試してほしい!Oculus Questオススメアプリ
Oculus Quest用のアプリは、Oculus公式サイトやOculusアプリ内からも買うことができ、Oculus Quest上にダウンロードされます。
Oculus Goと異なり、厳選された有料アプリケーションが多いので、買う側も慎重に選びたいところ。ここでは、チュートリアルアプリFirst Stepsの次に試したいオススメのOculus Questアプリを紹介していきます。(なお、YouTube VRやNetflix、
Prime Video VRもリリースされているので、アカウントをお持ちの方は試してみてくださいね。
Vader Immortal: Episode I
おなじみ、スターウォーズの世界に入れるアプリです。ファンなら絶対に試してほしいこのアプリ。自分の手でライトセーバーを起動して、振り回せます。1作でも見たことがあるのであれば、ぜひ購入して、ダースベイダーと対峙してみてください。
Beat Saber
汗だくになること間違いなしの体感型ゲーム。2本のセイバーを振り回してリズムを刻もう!
東京クロノス
Oculus Questの中では数少ない日本発のコンテンツ。本格的なVRミステリーアドベンチャーです。
狼と香辛料VR
こちらも日本発のOculus Questアプリ。アニメーションの世界に入り込むことができる新感覚のコンテンツです。
DMM VR動画プレイヤー
2019年12月に待望のリリース。えー、まあ、DMM VRということでお察しいただけると思いますが、ある意味、神アプリ。キラーアプリと言えます。アプリは無料です。アプリは無料です。大事なことなので2回言いました。
Oculus Quest 2登場!
2020年9月、次期モデルとなるOculus Quest 2が発表されました(発売は10月)。高解像度化、軽量化、そして低価格化といいことずくめ。これから買うならOculus Quest 2です。
2023年10月、Meta Quest 3が発売されました。6つのカメラとセンサーを搭載して、MR(複合現実)空間の体験も可能です。
まとめ
Oculus Quest、控え目に言っても最高です。PSVRもすごかったですが、自分の足で歩き、自分の手で掴み、動く。映像だけでなく、自分自身が仮想空間の中に入り込んだ錯覚に陥ります。このプラットフォームを活用して、様々なコンテンツが広がりそうな未来が見えます。
価格としてはなかなか手が出しにくい価格帯にありますが、それだけの価値はあると間違いなく言えます。