中身が分からないminiDVテープを発掘した……
2019年のゴールデンウィーク、断捨離を進めていると、小さなカセットが見つかりました。2000年代に使っていたDVカメラのminiDVテープです。もはやDVカメラも手放したし、ラベルを貼ってないものがほとんどで、何が記録されているのか分からない……
前回、フジフィルムのサービスを使ったので、今回も使おうかなと思って見積もりしてみると、なんと1万円越え……他にも同じようなサービスがあるのではないかと探してみました。
“想い出ビデオDVDダビング工房”に依頼する
そして、今回依頼したのが株式会社ソルトワークスの運営する「
」です。様々なダビングサービスがある中で、低廉な料金に、Webサイトの作り込みや、サービス内容の説明など、好感の持てる作りだったのが、選んだポイントです。
まずは、会員登録を行います。
メール確認が入りますので、本文中のリンクをタップして本登録を完了します。
ログイン後に、ページの下の方に進みます。
「今すぐお申し込み」の下に「今すぐ自動お見積り」とあるので、進めます。
テープの分数によって料金が変わるようで、本数を入力します。テープの種類は「Hi8/8mm」「VHS/VHS-C」「miniDV」の3種類。今回はminiDVが8本です。
納品までの日数によって料金が変わります。時間がかかっていいなら安く、急ぐなら高い、と分かりやすい料金体系です。
なお、営業日換算なので、実際の日数は1.5倍くらいで考えましょう。90営業日だと、4ヶ月半くらいかかります。今回は30営業日(約1ヶ月半)の通常コースにしました。
申し込みオプションとして、ラベルやカビ取り、切れ直しの依頼ができます。納品形態にHDD(ハードディスク)とありますが、価格が跳ね上がりますのでご注意ください。
今回はminiDVが8本、納品まで30営業日の通常コースなので、小計は3,984円でした。
配送料は5本以上で無料。申込本数は8本なのでこれはクリア、あとは消費税がかかって合計は4,303円となります。作業工程が図示してあって、安心できますね。
次に、商品の届け先(自宅住所)を入力します。
最終確認画面です。テープの本数、金額など、相違ないか確認します。
これで申し込みは完了ですが、ここからさらにテープの発送という一仕事があります。
注文受付完了のメールが届いてます。
メールは控えとして保管して、削除しないようにしましょう。
miniDVテープを宅急便コンパクトで発送する
次は、テープの送付です。テープを送るときに同梱する注文書の印刷があります。ただ、プリンタが無ければ、メモでもいいそうです。
返送キットはありませんので、自分で梱包します。ケースはいらないそうなので、テープだけの状態にして、プチプチで包装します。
注文書も忘れないように同梱しましょう。私はプリンタを持っていなかったので、手書きのメモを入れました。
宅急便コンパクトなら、送料も安く済みます。
近くのコンビニから発送しました。
発送から1営業日目
【テープ到着のお知らせ】というメールが届きました。今回は「30営業日以内」のプランなので、のんびり待つことにしましょう
発送から8営業日目
【お申し込み内容とテープ照合完了のお知らせ】というメールが届きました。申し込んだ内容と、テープの本数が合っていると確認が取れたようです。これからダビング作業を進めるとのこと。ゆっくり進んでますね。
発送から10営業日目
【ダビング作業完了のお知らせ】というメールが届きました。早いっ!ただ、注文した8本のうち、ダビングできなかったテープが1本あったらしく、料金が変更になりました。申込時に「自動ご返金処理を希望する」を選択していたため、ここで改めて決済が実施されました。
発送から11営業日目
【商品発送完了のお知らせ】というメールが届きました。めちゃめちゃ前倒しされてる!
発送から12営業日目
クロネコヤマトで到着しました。
混み合ってないと、前倒ししてくれるのだと思います。30営業日かかる前提でいたので、12営業日で届いたのは超速ですね!(状況により変化するはずなので、今回のはあくまで一例だと考えてください)
納品物をチェック
内容物は納品書と、プチプチに包まれたテープとDVDでした。
miniDVテープ(写真左下)には識別用のバーコードラベルが貼られていました。DVDは薄型のトールケースに1枚1枚収められています。
納品書を見ると、各テープごとに状態が記してありました。めちゃくちゃ丁寧ですね。一部のテープは、意外と劣化が激しかったようです。
テープの状態の一番最後に「ダビングできなかったテープ」についての情報が記載されていました。複数台の機器で試してくれたようです。ケアもしっかりしてますね。このテープにはいったい何が録画されていたんだろう……
該当のテープを見てみると、テープの裏側に「NG理由」が書いてありました。それによると……「映像なし」。あー、空のテープを送ってしまったみたいです……ごめんなさい……。
ただ、空のテープでも何度も確認してくれるみたいで、対応がめちゃくちゃ丁寧であることがよく分かりました。
なお、各DVDはホワイトラベルで、下の方に小さく名前と通し番号とバーコードが記載されていました。これだけ分かれば十分ですね。
納品されたDVDは、家庭用DVDプレーヤーで再生可能なDVDビデオ形式で収められていました。パソコンなどを介さなくても、そのまま再生できます。
家族旅行の映像とか、友人の結婚式の映像とか、取材に行った記者会見の映像とか入っていました。うわー、懐かしすぎだわ……同時期の写真は残っていますが、やはり映像で見ると当時の雰囲気が鮮明に蘇りますね。
まとめ
Webサイトから受けた印象と、その後の対応にブレがない、とても丁寧なダビングサービスでした。1本1本しっかり対応してくれている雰囲気が伝わってきます。
プライスレスな思い出が詰まったビデオテープ、読み出せるうちにデジタルデータに変えておいたほうがよさそうですよ。
そういえば、実家に古いHi-8のテープがまだあった気が……帰省した際に回収して依頼しなきゃ……
メディアをデジタル化するサービスは他にもいろいろ
ネガフィルムやAPSフィルムをデジタル化してくれるサービスを利用してみました。詳しくは下記のカテゴリーの記事を参考にしてみてください。