QUAD LOCKという「スマートフォン装着システム」
半年に一回、山手線一周ウォーキングというイベントを主催しています。12時間くらい歩くんですが、スマホの持ち方というか収納に困るのです。ポケットの中だと重心が変わって歩きにくいし、バックパックに入れておくと取り出しにくい、かといって、持ったままだと邪魔なのです。
今回こそ、これを解消しようと思って見つけたのがQUAD LOCKでした。
QuadLock(クアッドロック)は、iPhoneやGalaxy、その他Xperia等のスマートフォンを、ロードバイク・ランニングベルト・モーターサイクル・車などに一瞬で取り付けるための、画期的なマウントシステムです。シンプルで簡単、それでいてコンパクト。
ロードバイク・ランニング・車・バイクのためのスマートフォンマウントシステム | QUAD LOCK JAPAN クアッドロックジャパン
QUAD LOCKは、ケースとマウントの組み合わせ
今回購入したのは、iPhone XS Max用のQUAD LOCK ケース(写真右)とベルトクリップ(写真左)です。
QUAD LOCKはその独特のロック機構を利用するために、スマホ側の「ケース」と「各種マウント」の組み合わせで使うことになっています。
QUAD LOCK ケース iPhoneXS Max用をレビュー
まずは、iPhone用ケースから。最新のXSシリーズだけでなく、iPhone 6やSEのケースもあるという充実っぷり。Galaxyシリーズにも対応しています。
こちらがケース。背面のギヤ状の凹みがQUAD LOCKの心臓部です。
ケースの重さは、iPhone XS Max用ということもあって、やや重めの47.6g。
iPhone XS Maxに装着してみます。がっしりしたケースなので、安心感があります。
iPhone込みの重量は266.3g。もはやこれくらいの重さには慣れてきた感はあります。
背面から見たところ。QUAD LOCK機構のところが盛り上がっていますが、このケースを装着した状態でもワイヤレス充電は可能です。
iPhone側の準備はこれでOKです。次にマウント側を見ていきましょう。
QUAD LOCK BELT CLIP V3をレビュー
今回使用するマウントは、QUAD LOCK BELT CLIP V3という製品です。指でつまめる小ささです。
こちらが内容物。
ベルトクリップ自体の重さは35.0gと軽量です。
クリップにはブルーのパーツが付いていて、このベロの部分を指で押し下げることで、ギアが露出します。装着時には、この状態でiPhoneケースを取り付けることになります。
青のパーツの下には、ベルトに取り付けるためのクリップがあります。このクリップがなかなかに固いのです。その分、ずれにくいという裏返しでもありますけども。
それでは、バックパックに取り付けていきます。
iPhone XS MaxをQUAD LOCKでマウント
先に、仮で取り付けてみます。ベルトクリップ側の青いベロを押し下げて、iPhoneケースの溝に合わせたら、そのまま回してロックします。指を離せば、ロック完了です。うーん、簡単。
ベルトクリップですが、バックパックのショルダーベルトに取り付けてみました。かなりギュッと締まります。
ただ、横向きにクリップすると、iPhoneの重量でズレ落ちてしまうので、mont-bell(モンベル)の「バーティカルアタッチャブルベルト(Amazon)」という製品を使って縦向きにクリップすることにしました。
バックパックを背負うと、こうなります。
この状態で、iPhoneを取り付けてみます。がっちり安定して、落ちる様子は微塵もありません。
縦向きに取り付けることもできます。歩くときはこの方が安定していました。
ちなみに、この状態で画面が点灯すると、すれ違う人に自分のロック画面(ホーム画面)を見せつける自己顕示欲の強い人になります。
思った以上に安定感があるので、iPhoneの存在を気にせずに歩けそうです。
まとめ
実際に、12時間歩いてみましたが、戸惑ったのはiPhoneの取り付け。外で動きながらだと最初は取り付けに手こずりました。しかし、10回くらい取り付け・取り外しを繰り返すうちにコツを掴んで、手元を見ずに取り付けができるようになってきました。
慣れると、付け外しがかなりスムーズに行えます。
こんなにシンプルな機構で、あらゆる場所へiPhoneを固定できてしまうQUAD LOCK、すばらしいです。継続的にiPhoneケースを出し続けてくれているところも、今後使い続けられる安心感につながります。
この他にも自転車やスポーツ、自動車など、多用途で使えるマウントが各種出ているので、この後の紹介も一度見てみてください↓