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返品し放題の試着サービス!支払いはあとから、服もバッグも靴も試せるAmazonのPrime Try Before You Buyを使ってみました!

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ファッションのネット通販はまだまだこれから?

世の中、ZOZOTOWNをはじめ、服のネット通販(以下、EC)が当たり前のように広まっていますが、実はアパレル市場におけるEC化率は19.44%(2020年度/下記PDF参照)となっていて、ほとんどの服はまだまだ店舗で買われていることが分かります。

「衣類、服装雑貨」分野における BtoC-EC の市場規模は 2 兆 2,203 億円となり、対前年比で 16.25%上昇し、はじめて 2 兆円の大台を突破した。EC 化率は 19.44%であった。

令和2年度 産業経済研究委託事業 (電子商取引に関する市場調査)(PDF)

ただし、本記事を最初に公開した2019年当時のEC化率は11.54%(下記PDF参照)で、急激に伸び続けていることがわかります。

2017 年の BtoC-EC の市場規模は 1 兆 6,454 億円となり、対前年比で 7.6%上昇した。EC 化率は 11.54%となった。

平成29年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査)(PDF)

服のネット通販で懸念とされているのは「実際に試着してみないと(サイズを確認しないと)買えない」という消費者心理です。

これをテクノロジーで解決しようとしたのがZOZOTOWNのZOZOスーツですが、話題にはなったもののまだまだ一般的ではありません。(とはいえ、その後、ZOZOTOWNではデータによる傾向が見えてきたようで、ZOZOスーツなしでもぴったりサイズが見つかるようになってきました)

現実的には、やはり「試着」こそがリアルで服を買うための重要な要素ではあります。

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試着の壁を超える「返品」サービス

Amazon Fashionが2017年にアメリカで始めた「Amazon Prime Wardrobe」は、プライム会員向けのサービスで、服を選んで送ってもらい、合わないものは返品する、というもの。「返品しない」=「購入する」ことになり、そこで初めて支払いが発生するわけです。日本でも2018年にスタートしました。

2021年10月12日、「Prime Wardrobe」の名称が「Prime Try Before You Buy」に変更されました。記事中の表記は新名称に合わせていますが、一部旧名称となっている箇所があります。

Amazon「Prime Try Before You Buy」を利用してみる

Amazonでランニング用のスニーカーを選んでいたんですが、ショッピングカートに入れる段階で「試す」という選択肢があることに気づきました。カートも「prime try before you buy」と通常とは異なることが分かります。

この段階で、prime try before you buyのことをよく知らなかったので、一旦説明ページを見てみることにしました。「決めるのは試着の後で」というキャッチコピーが分かりやすいですね。

1点から注文可能、同時注文は4点まで

支払いは後からでいいということだし、プライム会員でもあるので、せっかくだからprime try before you buyを利用してみることにしました。(以前は最低3点の注文が必要でしたが、現在は1点から利用できるようです)

通常のカートと同様に、削除したりあとで買うに入れることもできます。気になった製品はカートに放り込んでおきましょう。

最大4点まで注文することができるので、一回でたくさん注文しておく方がいいようです。料金がかかるのは「返品しないもの」だけなので。

在庫はあっても、プライム・ワードローブ用とは限らない

スニーカーをいろいろ探していると、サイズごとに「prime try before you buy」マークのあるものと無いものが見つかります。そこで、対象製品の場合は、prime try before you buyのチェックを入れておくと、あらかじめ絞り込んでくれます。

意外とサイズがなかったりするので、一括で探す場合はあらかじめサイズで絞り込んでおきましょう。

prime try before you buyで注文してみる

カート内を表示して、内容を確認します。カートを表示してみると、prime try before you buyと通常のカートが分かれていることが分かります。

注文内容が表示されます。お届け予定日には、3-4日程度先の日付が表示されていました。通常購入と同じように割引クーポンも適用された状態の金額が表示されているので、この金額で購入できるようです。

画面をスクロールしていくと「本日の請求金額: ¥0」と表示されていて、その下にはさらには「本日請求は発生しません」と強調されています。多少うるさくてもこれくらい書いてくれると安心できます。

ポイントの対象外ですが、Amazonのポイントは還元率が低いので、あまり気にならないところですね。
なお、配送についてはお急ぎ便などは選択できず、通常配送のみになります。もちろん無料です。

このまま注文を確定すると、次のステップが表示されています。重要なのは「7日間の試着期間」についての説明。しっかり「商品を受け取った翌日から」とあります。つまり、月曜日に届いたとしても、試着期間は火曜日からスタートするため、翌月曜日まで使えることになります。いつ注文しても、必ず土日が含まれるため、週末に試着してみたいという方にも最適です。

購入履歴を確認してみると、通常購入と同様に表示されています。

ここでも、料金についての詳細を見ることができます。「請求される合計金額 ¥0」「請求は発生していません」と確認することができ、あくまで試着期間終了後の支払いであることが分かります。

prime try before you buyの到着が楽しみです。

prime try before you buy到着後の流れ

注文から4日後、デリバリープロバイダ経由で商品が到着しました。

ダンボールは、prime try before you buy専用のもの

靴を5足のほかバッグなども注文したので、ダンボールはかなり大型のもの。iPhone XS Maxと比較してもこの通り。

箱の側面を見ると、いつものAmazonダンボールではなく、prime try before you buy専用のものでした。

配送ステータスを見ると、配達完了になっていますが「試着期間はまだ開始していません」と表示されています。

メールも届きました。

それでは、いつものAmazonの買い物とどう違うのか見ていきましょう。

ダンボールは返送用に再利用します

いつもなら資源ゴミに出してしまうダンボールですが、prime try before you buy・ワードローブでは捨てててはいけません。ダンボールを矢印に沿って開けていくと、下からさらに矢印のラインが見えてきました。

フタを開いてみると、裏側に両面テープが貼ってあります。そう、このダンボールは返送用として再利用できるようになっているのです。

ダンボールを開けると、prime try before you buyの案内が入っていました。

これを開くと、注文伝票と返送用のクロネコヤマトの着払い伝票が入っていました。

注文履歴を見ると、明日から試着期間のカウントが始まることが予告されていました。

返送の際の手続きは後ほど。

服も、バッグも、時計も、靴も試せる

今回は、ランニング用のスニーカーをサイズ違いで2種×2足、革靴を1足、ジャケットを1着、腕時計を1本、バッグを1個注文しました。たくさん入っていてワクワクします!……が、予算の関係でどう頑張っても半分は返品しちゃうんだよなあ。

この夏に発売したカシオの時計も注文できました。実際に腕に付けて試着することができます。

ノースフェイスのシャトル デイパックも注文してみました。MacBookやiPad Pro 12.9インチなど家にあるガジェットが実際に入るか試せるのは、このサービスならではです。

ジャケットも試着してみましたが、微妙に袖が長くてこれは返品決定です。なお、間違えてタグは切らないようにしましょう。これはあくまで「試着」です。

家の中だと、ついつい買ってきた気分になってしまいますが、まだ支払いをしていない商品です。店頭の試着室で着ている気分になりましょう。

注文・返送手続きは注文履歴から可能

返品する商品が決まったら、注文履歴から「購入・返送手続き」に進みます。ここで、「購入」か「返送」を商品ごとに選択していき、レジに進みます。

購入・返送処理が完了したら、返品する商品をダンボールに詰め、封をし、着払い伝票を持ってコンビニかクロネコヤマトの営業所で返送手続きを行います。

prime try before you buyのまとめ

そんなわけで、返品し放題のprime try before you buyを利用してみました。非常に満足度の高いサービスですね。

prime try before you buyのいいところ

実際に試して、納得いったものだけ買えるというのが大きいです。服はもとより、特に靴は、表記上のサイズと実際に履いてみたときのサイズ感が分かります。また、時計は質感や巻き心地が分かりますし、バッグは実際の容量を試すことができます。納得して商品を買うことができます。

通常のAmazonでも返品は可能ですが、一度決済して返金という流れなので、お金の出入りがあります。その点、prime try before you buyであれば、商品を受け取って、気に入ったものだけで支払いができるので、気分的に楽です。

prime try before you buyのイマイチなところ

きめ細かい連絡や、分かりやすい試着期間の明記、返送用ダンボールの作り、などなどサービスはしっかり作り込んであり、行き届いた印象があります。ただ唯一、現時点でのイマイチなところは商品の品揃え、でしょうね。Amazonなので、もっと増えてもいい気がします。

時間のあるときに家で試着・試用してじっくり検討できるprime try before you buyサービス、また利用してみたいと思いました。オススメです!

※prime try before you buyはその名から分かる通り、Amazonプライム会員限定のサービスです。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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