初代iMacが登場した1998年から、20年
ボンダイブルーの初代iMacはセンセーショナルな製品でした。スティーブ・ジョブズがAppleに復帰してからの新製品であり、パソコンの世界に半透明(トランスルーセント)を持ち込み、iPhoneに通じるi製品の始まりであり、USBしか搭載しないという割り切った製品で、何かと目の覚めるような製品でした。
そのiMacの登場から20年。スマホアクセサリメーカーのSpigenから、その初代iMacをフィーチャーしたiPhone Xケースが登場したのです。
iPhoneケースもクラウドファンディングの時代
このClassic C1ケースがニュースになったのはボンダイブルーのiMacをフィーチャーしていたから……だけではありません。クラウドファンディングで資金集めをしたことも話題になりました。(なお、せっかく出資したのに、日本での正式発売開始の後に海外から届く、というモヤモヤしたことがありました、なんか損した気分)
美しいボンダイブルーケース
こちらがClassic C1のパッケージ。20年前のiMacをモチーフにしているとはいえ、けしてレトロなわけではありません。
内箱を引き出すと、Classic C1を取り出すことができます。
光の加減により、ブルーにもグリーンにも見える素材です。写真だとブルーが強く見えますが、実物を見るとグリーンにやや寄っていると感じます。
裏側には、初代iMac発表時の有名な“hello (again)”が刻印されています。1984年の初代Macの画面に表示された“hello”、1998年の初代iMacに表示された“hello (again)”、この先またどこかで、このメッセージをフィーチャーした製品が発表される日が来るのかもしれません。
ケースは2層構造になっていることもあり、ケースとしてはやや重い47.1g。
ケース自体は3つに分かれます。内側のケースは、回路をベースにしたデザイン。
iPhone Xが纏うボンダイブルー
iPhone Xに装着してみました。ケースはやや丸みがあり持ちやすくなっていますが、そのぶん、片手で持つにはやや大ぶりです。
ケースのフレームは画面よりもやや高くなっているので、画面を下にして置いても、画面は直接接地しないようになっています。
ケース自体がやや重いので、iPhone Xに装着すると228.5g。片手で操作していると、少し重さが気になってきます。
iPhone X背面のAppleロゴの部分が空いているため、ボンダイブルーのケースを通して、Appleロゴがこのケースのデザインの一部として馴染んでいます。
ずっと眺めていられるデザインですわ……。
まとめ
デザインは完璧、重さがやや気になるものの、初代iMacのブームを知っている人には、嬉しすぎるデザインのiPhone Xケース。昔からのMacユーザーにはぜひ使ってほしい一品です。