1年に1回、友人たちと47都道府県を巡る旅行を企画しているんですが、昨年は滋賀県を旅し、今年はいろいろあって山形県を旅することに決定。

1泊2日という限られた時間の中で、どれだけ山形県を楽しむのか。その軌跡、ご覧ください。
山形旅行1日目
東京駅から山形新幹線
朝9時に東京駅に集合。山形新幹線「つばさ」にて、山形県に向かいます。

つばさは、仙台行きの新幹線と連結していて、福島駅まで一緒に向かいます。

福島駅で切り離されるので、自由席で向かう方は乗り間違いにご用心ください。
米沢駅まで2時間
東京駅から2時間を切る時間で、山形県の玄関口・米沢駅に到着。

米沢といえば、やはり米沢牛。とはいえ、お昼時まで少し時間があったので、地元密着な喫茶店「やまびこ」にてアイスコーヒーをいただきます。

地元のおばちゃんグループからちらちら視線をもらいつつ、一休み。
米沢牛のステーキと肉寿司
米沢駅から徒歩3分、「米澤牛DINING べこや」にお邪魔しました。

まずは、肉寿司3種をいただきます。とろける……うまっ。

ランチメニューの米沢牛ステーキ重をいただきます。柔らかい、これが米沢牛……!最高にうまい。

上杉神社
上杉謙信といえば、新潟のイメージがあったんですが、ここ上杉神社は米沢市にあります。

この日は鉄砲隊が射撃を行っており、ときどき轟音が鳴り響いていました。

上杉神社の目の前には、米沢市上杉博物館があります(この時は行かなかったんだけど)。

ここからは米沢市を離れ、今晩の宿へ向かいます。
大正ロマンあふれる銀山温泉
米沢市から北へ車を走らせ、本日の宿泊地である尾花沢市の銀山温泉に到着しました。山あいの小ぢんまりした温泉地ですが、風情がすごい。

車では入りにくい土地なので、自家用車で行かれる方は事前に駐車場を調べておいてください。
江戸の大銀山跡!延沢銀坑洞
銀山温泉の奥へ奥へ歩いていくと階段があり、延沢銀山遺跡へアクセスすることができます。

しばし歩いていくと、延沢銀坑道に到着。かつて、延沢銀山は、島根の石見銀山、兵庫の生野銀山と並んで三大銀山と呼ばれていたそうです。

注意看板。落石こわー。

坑内はライトアップされています。

階段も整備されていて、歩きやすくなっています。坑道は意外と短くて、洞窟のような長さを想像しているとちょっと拍子抜け。

坑道を出ると、ちょっとした公園があるんですが、そこには「クマ出没注意」という貼り紙が。そんなに古いものではなさそうだし、最近出没したのだろうか。

いい感じの腹ごなしになったので、旅館へ戻る。
旅館 永澤平八
この日の宿は、銀山温泉 旅館 永澤平八。いまが21世紀だということを忘れてしまうような宿構え。銀山温泉の旅館はすべてがこんな感じで徹底している。

晩ごはんは、多種多様な小鉢でおもてなし。

ひとしきりお腹いっぱいになって、食後の一休み。
夜飲み!銀山温泉
さて、風光明媚な銀山温泉は、夜も楽しい。浴衣と下駄で夜の温泉街を歩く。

立ち寄ったのは、お食事処「伊豆の華」。22時まで営業しています。

飲むつもりが、この日は暑かったこともあり、せっかくだからと山形のさくらんぼかき氷を注文。

夜の温泉街は楽しい。
山形旅行2日目
旅館で朝ごはんを食べたら、さっそく出発。

旅館から駐車場までちょっと離れているので、車で送ってもらいます。
流木がもらえるよ!月山ダム
この日は日本海側を目指して車を走らせます。途中、鶴岡市にある月山(がっさん)ダムへ立ち寄ります。

月山ダムの管理所は立派な建物です。ここの1Fはインフォメーションセンターになっていて出入り自由です。

ダム湖から引き上げた流木がわんさと集められていました。ご自由にお持ち帰りくださいとか……好きな人にはたまらない。

もちろん、ダムカードもいただきました!

月山ダムの次は、すぐ近くの注連寺へ。
即身仏とアートなお寺、注蓮寺
次にやってきたのは真言宗智山派の寺院・注連寺。かなりの歴史を重ねた風合いを醸し出しています。

そんな見た目と裏腹に、注連寺内の天井には多くのアーティストによって描かれたアート作品が展示されていました。

これだけ揃うと圧巻です。

注連寺には鉄門海上人の即身仏が安置されていますが、撮影禁止なのでぜひその目で。
港を見ながら海鮮丼!さかた海鮮市場
日本海側に出ると、まずは腹ごしらえと酒田市にある「さかた海鮮市場」へ。

お昼どきとあって、海鮮どんや とびしまには長蛇の列ができていましたが、あくまで注文待ちの列で、座席には比較的余裕があったため程なく店内に案内されました。

海鮮丼うまし。

食後に、いかすみソフトもいただきました。

それでは、最後の目的地へ。
クラゲづくし!加茂水族館
最後の目的地は、山形県唯一の水族館である、山形県鶴岡市の加茂水族館。

加茂水族館は、クラゲドリーム館の愛称をもつ世界一のクラゲ水族館です。

展示してあるのは、もちろんクラゲ。

クラゲ。

クラゲ。

クラゲ。

フォトスポットもクラゲ。

すごかった、クラゲづくし。
行きは新幹線、帰りは……JAL?山形空港
パック旅行ではなかったので、行きと帰りで経路を変えてみました。帰りは山形空港からJALで羽田空港まで飛びます。

新幹線が走っていて、羽田からも飛行機が飛んでいる。実はそんな地域は意外と少ない。

ただいま、東京。これにて1泊2日の山形旅行を完遂です。
山形空港で買えるおみやげ 7選
慌ただしい旅程なので、おみやげを買うのは空港でまとめて。喜ばれそうなものを7つ選んで買って帰りました。
おしどりミルクケーキ
懐かしい味のするお菓子。


玉こんにゃく
おかずになるお土産。

のし梅
山形銘菓ののし梅。なんだか懐かしい味がします。


フルーツキャンディ
可愛らしいイラストは、山形県酒田市在住のイラストレーター・rikkoさんによるもの。

ラ・フランス クーヘン/さくらんぼクーヘン
さっくりした食感のクーヘン。山形名産のラ・フランスとさくらんぼの2種類がある。リキュールが香るので、お酒の入ったお菓子が苦手な場合にはご注意。

プチジェリチェリー
寒河江市のサエグサファクトリーによる、プチジェリチェリー。さくらんぼ蜜煮のゼリーつつみ。要冷凍なので、持って帰ったら早く冷凍庫に入れておきましょう。

スモっち
半澤鶏卵の半熟燻製卵。燻製だけに、1つできるのに1週間かかるという。うまかった。

来年は兵庫県を訪れる予定です。