映画『美女と野獣』をフルオーケストラの演奏で観る……って??
4月21日に公開された映画『美女と野獣』。大ヒットしている本作を、シネマコンサートで観ることになりました。
シネマコンサートとは、巨大なスクリーンに映し出される映像に合わせて、フルオーケストラが忠実にサウンドトラックをシンクロ演奏する形式のこと。今回の映画『美女と野獣』は、日本が世界で初演の地、しかも劇場公開中の映画作品での開催は世界初とか……。
これは絶対に行かなければ……とチケットを確保して、その日を迎えたのです。場所は東京国際フォーラム。JR有楽町を降りてすぐです。
会場近くには、既に人が多く……。
公開中の映画をシネマコンサートで体験できるとは、なんて贅沢なんでしょう……。
会場に貼り出してあった時間割。そう、途中で休憩が入ります。
会場の中の写真は撮れなかったので、感想だけ。
東京国際フォーラムのホールには、大勢の観客が詰めかけ、ほぼ満員。前方のステージにはオーケストラメンバーの皆さんがスタンバイしていました。そして、その頭上には巨大なスクリーン。会場が大きかったせいか、後ろの席からだとやや小さく見えましたが……。
いよいよ上映開始。指揮者が現れて、指揮台に立ってタクトを振ると、映像にピタッと吸い付くように音楽が始まるのです。これ、録音じゃないよね?と思わず疑うほどのタイミング。しかし、目の前ではオーケストラの奏でる音楽が!
ときに美しい旋律が、ときに荘厳に、ときに迫力をもって、音楽の力を存分に味わいつつ、前半が終了。圧巻なのは後半の導入です。映像が始まったかと思えば、吸い込まれるように音楽が始まり、あっという間に映像の世界に入るのです。なんなの、すごくない??
映像と声は『美女と野獣』、音楽はフルオーケストラという、豪華な体験で、あっという間の2時間でした。
終演後は、会場のあちこちで興奮冷めやらぬ様子がうかがえました。また行きたいけど、映画のようにいつでもやっているわけでもないし、DVDや配信ではこの迫力は味わえないし、またこんな機会があれば行ってみたいと思って家路を後にするのでした。