MacBookや最新スマホがUSB type-Cになったことで、各種ケーブルの買い直しを迫られているUSB-C難民のみなさん、こんにちは。USB-Cのケーブルで困ることって、その規格なんですよね。
- USB 2.0か3.0か
- USB Power Delivery対応か否か
- Gen1(5Gbps)かGen2(10Gbps)か
これらに加えて、もう一方の端子がUSB Type-Aか、MicroUSBか、Lightningか、など……選択肢は多岐に渡ります。十分に普及していると言い難い現在でも、かなりの混乱を呼ぶわけです。
特に、外部接続端子がUSB-Cで統一されたMacBook / MacBook Proシリーズを購入された方が気にするのは、上記の2.と3.ではないでしょうか。特に、2.のUSB Power Delivery(以下、USB PD)に関しては、これまでACアダプタで供給していた大電力をUSB規格の中で流すので、正式に対応を謳ったケーブルを入手しておきたいものです。
今回、LOE(ロエ)のUSB-Cケーブルを2種類購入したので、レビューします。パッケージがPC周辺機器らしからぬオシャレなデザインですね。

こちらはUSB PDとUSB 3.1 Gen2(最大転送速度10Gbps)に対応したType-Cケーブル。コネクタ部分がやたら長く見えますね。Gen2は、USB-Cを採用したMacBookの中でも、MacBook Proだけに採用されたもの。Gen1の12インチMacBookユーザー(2015/2016)には関係ありません。

カラーは全3色。シルバー、ゴールド、ローズゴールドとMacBookの色に合わせて選べます。(グレーがない……)

そして、こちらはMicroUSBとLightningの両方が使える、いわゆる2in1ケーブル。これまでType-A(PC側によくあるUSBコネクタ)でもよく見かけるタイプのケーブルですが、USB-Cでもリリースされ始めました。

カラーバリエーションは、シルバー、グレー、ゴールド、ローズゴールドの4色展開です。

両ケーブルとも開封しました。どちらも1mの長さですが、右のGen2ケーブルの太さが際立ちます。

それもそのはず、ケーブルの太さはなんと4.2mm。持った感じにもLANケーブルのような太さがあります。しかも高耐久ナイロンの頑丈なケーブルなので、そんじょそこらの負荷では断線しなさそう。

シルバーのケーブルなので、MacBookのグレーとはちょっと色が合いません。電源用のケーブルとしては、1mという半端な長さがネックですが、Gen2ケーブルの最大ケーブル長は1mと決められているらしく、USB PDと3.1 Gen2を両立させるならこれがベストエフォートということになります。

もう一方のケーブルは、2in1ケーブル。USB-Cのコネクタと、もう一方はMicroUSBになっていて、そこにLightningアダプタが付属しています。

先ほどのGen2対応ケーブルはその太さが印象的でしたが、こちらは2.7mmと標準的な細さ。こちらも高耐久ナイロンです。

MacBookに合わせてグレーを購入したので、色はベストマッチ!(ビミョーーーに色が違うのですが、そこまで気にしません)

iPhone 7 Plusでも問題なくシンク&充電が可能です。

とりあえずこの2本を常備しておけば、当面は大丈夫そう。特にUSB PD対応を謳っているケーブルはまだまだ少ないので、貴重な存在と言えます。