Foldable Keyboardといえば、Microsoft製のUniversal Foldable Keyboardですが、発売当初は価格が1万円ほどしたので、常用ならともかく、たまに使うキーボードとしては贅沢品だなと二の足を踏んでいました。ある日、似たような製品が販売されているのを発見します。これは……
買っちゃった。その名もFoldable Keyboard。そのまんまか。
中身は、マニュアルとキーボード本体、充電用のMicroUSBケーブルです。
これがFoldable Keyboard。薄い財布のよう。言わなきゃキーボードだって分からない。
キーボード自体の重さは約176g。iPhone 7 Plusくらいの軽さです。
その厚さは12.3mm。かなり薄く感じます。
iPhone 7 Plusと並べてみたところ。高さは似たようなものですが、幅はあります。キーボードの上面が斜めになっていますが、この理由は後ほど。
重ねてみると一目瞭然。どちらもフラットな表面をしているので、重ねたまま持ち歩くのも楽です。
では、お待ちかね。両翼を広げてみましょう。翼と表現したように、緩やかなV字を描いています。折りたたんだ時に斜めになっていたのは、このためでした。
Matiasのフルサイズキーボードと比べてみると、幅はそこそこあります。
キートップは独立したキーになっています。本家のMicrosoft Universal Foldable Keyboardに比べると、悪くはないけど、打鍵感はやや弱い感じ。
キートップは14.3mm。コンパクトキーボードとしては頑張っているほう。
キーピッチは31.5mm。キーボード自体の幅が確保できている分、コンパクトキーボードにしてはキーピッチに余裕があります。
なお、マニュアルには各OS使用時のキーアサインが書かれています。iOS/Android/Windowsに対応しています。
スタンド付きのiPhoneケースと組み合わせれば、外出先でも気軽にキーボード環境が作れます。V字に展開しているためか、腕が縮こまらなくてちょうど打ちやすくなっています。後発のものだけあって、よく考えられています。
スタンド付きのケースはこちら。
キーボードが左右に分割されているので、慣れるまでちょっと時間がかかりますが、気軽に持ち歩けるキーボードがこの価格で手に入るのはなかなかお買い得です!
本家Microsoftのはこっちですね。こちらはアイソレーションキーボードではありませんが、キーの打鍵感がよく、価格なりによくできていました。