BOSE QuietComfort 35レビュー
ワイヤードモデルのQuietComfort 25を持っていたのですが、ケーブルの取り回しが煩わしくて手放してしまった過去があります。QuietComfort 35(以下、QC35)は念願のワイヤレスモデルということで、予約して購入しました!
今回購入したのはシルバーモデル。
黒地に映えるBOSEロゴ。
正規品の印、アフターサービス申込シール。安さにつられて並行輸入品とか買うと日本でサービスが受けられなくなります。(買ったことないけど)
中蓋の裏には、簡易な製品説明。
QC35はハードケースに入っています。ここまでQC25と同じです。
ケース形状に沿って、QC35が収められています。
QC35以外には、充電用のUSBケーブルとオーディオケーブル。
右耳(R)側に電源ON/OFFとBluetoothペアリングを兼ねたスイッチがあります。
コントロールは右耳に集中していて、再生/停止、音量+-もここから操作できます。
BOSE純正のアプリ「Bose Connect」を使います。無料でダウンロード可能です。
ヘッドホンの名称を変えられます。自分で決めることも、ランダムで生成してもらうことも可能です。
ランダムだと「なぜ、このチョイス?!」って思う名前もあるので、ぜひお試しを。
設定では、自動電源オフまでの時間などが管理できます。
約2ヶ月使ってみた。
ノイズキャンセリング(以下、NC)の威力は絶大で、地下鉄や街中はもとより、静かだと思っていた部屋の中でさえ静寂を作り出す。NCそのものはQC25と同じレベルだけど、ワイヤレスであることが、ヘッドホンの存在を消してくれる。QC35を外して気づくのは「世界はこんなに騒がしい」ということ。
また、僕がBOSEのヘッドホンを好む理由の一つが「メガネに優しい側圧」。メガネのまま長時間つけていても苦にならないのがスゴく快適だということ。他メーカーのヘッドホンはつけ心地はよくても、時間が経つと締め付けが意外ときついものが多い。
地味に便利なのは、電源を入れた際にバッテリー残量を10パーセント刻みで読み上げてくれること。ワイヤレスオーディオ製品にありがちな、急なバッテリー切れで再生できない、を回避できる。
唯一惜しいと思うのが、NCをOFFにできないこと。外で使うと、NCが効きすぎて不便なこともある。秋に発売されるQuietControl 30はNC効果を調整できるというから、次期モデルではぜひ取り入れてほしい。
なお、付属のケーブルを使うことで、有線ヘッドホンとしても使えるので、家ではワイヤード、外出先ではワイヤレスという運用ができるので、QC25を買おうとしていた方にもオススメです!
総じて、満足度の高いQC35。価格の高さゆえ、万人にオススメできるものではありませんが、欲しいスペックと合致しているなら、確実に「買い」です!
デスク下にヘッドホンハンガーを導入しました。