スマホやMacの音楽を手軽にリスニングできるBluetoothワイヤレススピーカー。今回はこちらの製品をレビューしてみます。
※レビューにあたって、Aukey様より商品サンプルをご提供いただきました。
Aukey 防水BluetoothワイヤレススピーカーSK-M8をレビュー
ビニールで覆われたパッケージ。(右側が染みに見えますが、ビニールが反射しているだけですので誤解のないよう)
パッカーン。
内容物は、有線接続用の3.5mmオーディオケーブル、充電用のmicroUSBケーブル、リセットピン、アウトドアハンギングベルト、マニュアル・保証カード。
SK-M8ワイヤレススピーカーは、片手で軽々持てるコンパクトなサイズ。
試しに重さを計ってみると、実測313.8g。意外と重量がありそうに思えますが、実際持ってみると、かなり軽く感じます。
アウトドアハンギングベルトを使うと、ぶら下げて使うことができます。アウトドアでフックに引っ掛ければどこでも音楽を流すことができますね。
本体天面には、操作ボタンが並びます。左から、電源ボタン、音量+ボタン、音量-ボタン、ハンズフリーボタンです。
IPX4の防水性能なので、端子類にはカバーが付いています。防水とはいえ、IPX4は防沫形なので、キッチンやお風呂での使用、雨などに対して有効ですね。浸水はNGです。
端子カバーを開くと、充電用のmicroUSB端子、AUX端子、リセットボタンとなります。リセットボタンは添付されていたピンを使えば押せます。
このスピーカーのちょっと変わったポイントは、底面の三脚穴。カメラ/ビデオなどの三脚がそのまま使えます。商品説明に「自転車に固定できる」とありますが、この三脚穴が使えるだけで、自転車用のアタッチメントが付属しているわけではありません。
カメラ用の三脚に取り付けてみました。高いところから音楽を流すと、音の広がりが変わるのでこれはこれで面白いですね。
使ってみた感想
いいところ
見た目より軽く感じることと、いい意味でチープな質感のため、気軽にバッグに放り込んで、持ち運べます。また、三脚穴やハンギングベルトなどを用いることで、様々な場所で使うことができます。BBQで音楽流すときには、テーブルにスペースがないことが多いので、ハンギングベルトが活躍しそうです。
さらに、2600mAhのバッテリーを搭載しているので、16時間再生可能なのもポイントが高いです。
惜しいところ
音量ボタンを「長押し」しないと、ボリュームを増減できないのはちょっと困りもの。短くカチッと押しただけでは、曲送り(曲戻し)になってしまいます。逆ならよかったのに。
音質は素直な感じ。こもったり、スカスカな感じはないものの、低音がよく出るわけでもない。スマホのスピーカーの延長、という印象です。
あと、アウトドアを指向しているのであれば、これ自体が外部バッテリーになったりすると、携行性が上がるかなと思いました。
まとめ
音質を求めるのではなく、キャンプ・アウトドア、お風呂場で使うなど、用途を限定した使い方であれば必要十分な性能を持つワイヤレススピーカーです。実売で3000円ちょっと(2016年2月現在)なので、ワイヤレススピーカーの入門編としていいかも。