その棒、キーボードにつき。ついに日本発売!くるくる巻き取れるLGのRolly Keyboardをレビュー!

2015年9月、あるガジェットのニュースを一目見て、強烈に欲しくなった。それは、韓国LGの開発した新機軸の折りたたみキーボード”Rolly Keyboard(KBB-700)”。それまで2つ折りや3つ折りのキーボードは存在したが、Rolly Keyboardは発想が全く異なる。横に畳むのではなく、奥に畳むのだ。広げればキーボード、たためば箸箱のように棒状になる。その手があったか。

しかし、9月段階ではあくまで発表。10月に北米で発売し、日本ではいつ出るのかとLG日本法人に問い合わせたところ「日本での発売に関する情報はございません」とにべもない。半ば諦めつつも、時折検索しては探す日々。そんな11月のある日、Amazonに「国内正規品」を謳ったRolly Keyboardが登場している!LGの日本版サイトにも登場しているので、間違いない。そう思うが早いか、予約購入ボタンを押していた。

12月11日、3か月の間待ち望んだRolly Keyboardが届いた。パッケージももちろん細長い。

Android/iOS/Windowsに対応。

Mac OS Xにも対応している。

パッケージ側面には「ORIGINAL ACCESSORY」のホログラムシール。コピー品が出回るのだろうか。

開封。内容物は、Rolly Keyboard本体と日本語マニュアルのみ。

AppleのMagic Keyboardと幅を比較。Rolly Keyboardはやや短いようだ。

それでは、早速開いてみよう。▲マークのところから開くことができる。磁石で吸着しているので、指先で起こしてあげるだけでいい。畳むときはピタッと吸着するので、気持ちがいい。

手前に開くと2段開いて……

奥に開いて残りの2段が姿を現わす。

さらに背面からスタンドを引き出す。

これでRolly Keyboardの展開完了。開いた瞬間に電源がONになるので、展開しきった頃にはペアリングも完了している。

なお、電源は最近流行りのmicroUSB充電ではなく単四乾電池×1本。

スタンドにiPhone 6sを立てたところ。Apple純正のシリコーンケースを装着してピッタリはまる。あまり厚いケースだとはまらなそう。

iPad mini 4はシェルカバー(TB-A15SPVCR)を装着した状態で問題なし。2台までペアリングできるので、スマホとタブレットを持っている人なら両方で使えます。

展開した状態で、Magic Keyboardを比較。縦横ともに少しずつ短い。

通常のキーボードと異なり、最上段の数字キーが存在しない。これらは青字で刻印されている通り「Fn」キーと組み合わせる必要がある。

この薄さの割には意外と打鍵感があって、ちゃんとタイピングしている感が出る。

気になる重さは実測で約157.5g。モバイルキーボードとしてはかなり軽い部類です。

使ってみた感想

いいところ

サイズ感に尽きる。カバンの中でも収まりが良く、折りたたみ傘を入れるくらいの感覚で、いい意味で存在感がない。
折りたたんだ状態からキーボードに変形するまでのプロセスがあまりに異色すぎて、とても楽しい。むやみに開いてしまいたくなる。
また、これだけトリッキーな作りをしていながら、打鍵感をしっかり確保したり、バッテリーを汎用性の高い単四電池1本に収めるなど、とても完成度が高く、満足感しかない。

悪いところ

製品そのものに対する不満はほとんどない。製品の特性上、平らなテーブルでしか使えないが、そもそも膝上で使うようなシチュエーションは考えていないし。
ただ、モバイルキーボードを求める人に勧めきれない唯一の欠点は価格。2015年12月時点で1万5千円を超えているので、キーボードとしては最高級に高い部類に入る。そこまでして、このキーボードは必要か?と冷静になる必要はあるだろう……。

まとめ

ガジェット好きとしては、ギミックといい機能といい、最高に楽しい。所有欲を満たしてくれる逸品だ。

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都内で働いている会社員です。仕事では、スマホと映画のことだけ気にしています。 半年に一回、趣味で山手線一周しています。一緒に歩いてくれる人募集中!