iPad Air2用のケース一体型のキーボードは探しているものの、コレは!と思えるものに出会えなかったのですが、その長い旅もここで終焉を迎えそうです。
Anker Backlit Bluetooth キーボードケース iPad Air 2用 (1回の充電で5ヶ月連続使用可能、7色のバックライトモード)
Amazonからいつもの箱よりも平べったい箱で届きました。底面積だけ巨大。
数あるAnker製品の中でも大きな部類に入る箱です。
折り畳まれた状態で梱包されていました。右端に充電用のmicroUSBケーブルが入っていますので、忘れずに取り出しましょう。
こちらが本体。iPad Air2を包み込むため、広げるとけっこうな大きさになります。
充電用のコネクタは右側にあります。
iPad Air2を取り付ける際には、ケースの右上と、iPad Air2の右下を合わせます。ホームボタンは必ず右側に来ます。逆では設置できません。この理由はのちほど。
あとは、ケースの左上に押し込むだけ。
裏返すと、ちゃんとカメラ穴も開いています。
折り畳んだ状態の厚さ。iPad Air2が2枚重なったような厚さでしょうか。男性が手に持って移動するにはちょうどいい厚さでもあります。一見すると厚めのノートパッドなので、iPadとは気づかれにくそうです。
ペアリングはファンクションキーとDeleteキーを押します。しかし、ここにちょっとした仕掛けが。180度開いた状態だと電源が入りません。
実はこのキーボードケースの仕掛けは、キーボード上部に仕込まれたマグネットラインにありました。ここがiPad Air2のスマートカバーのマグネットにくっつくことでキーボードの電源が入るのです。
これはもう論より証拠、動画にしてみました。iPadがキーボードに吸着すると電源が入る様子が分かります。
そして、このキーボード最大の特徴は7色に光るキートップ。キーボード右側にある照明ボタンと↑↓を組み合わせることで発色を切り替えることができます(普段はオフの状態にもできます)。部屋を真っ暗にして撮影してみました!明るさも3段階まで調整できます。下の写真は明るさを最大にしたもの。すごいカラフルw
光を順々に切り替える様子をVineにアップしてみました。
切り替えはかなりテキパキしています。
使ってみた感想
いいところ
キーボードとiPad Air2の位置合わせがマグネットでカチッと決まるところ。スマートカバー用の仕掛けをこんな風に使うなんて、目からウロコでした。それでキーボードの電源まで入れてしまうのがすごい。最近のカバー付き・折り畳みキーボードは、開くと電源が入るのがトレンドですが、さらにその上を行っていました。
キーボード自体も、ある程度薄くしているわりには押し心地もよくて、キータッチしやすいです。
7色に光る機能が果たして必要かと言われれば、それは不要ですけど、こういう遊びの機能があるとやっぱり面白いですね。道具の楽しさってこういうところにあるのだと思います。
悪いところ
今のところこれといって気になるところはありませんが、しいてあげれば、キートップの幅が少し狭いところでしょうか。若干窮屈ですが、モバイルキーボードとしてはこんなものでしょう。
まとめ
iPad Air2専用のキーボードですが、ケース一体型で探している人には大本命とも言える製品です。新発売なのに価格もこなれているし、キーボードの出来もいいし、使う人のシチュエーションを考えてよく練られているので、使っていて楽しいキーボードだと思います。※この記事もこのキーボードを使って書き上げました。なかなか快適です。
気をつけたいのは、英字キーボードなので、普段日本語キーボードを使っている人には少し慣れが必要です。