Kickstarterで出資していたLaMetricが到着しました。Kickstarter上でプロジェクトが立ち上がってから実に1年半。
開発者の皆様、お疲れ様でした。
2015年10月某日、FedExで届きました。
ぐるぐる巻きのビニールを剥いで、まずはパッケージとご対面。ダンボール製のシンプルなデザインです。
パッケージを開くと、黒い物体が一つ。
内容物はLaMetric本体、マニュアル、microUSBケーブル、USB-ACアダプタ、各国用の電源アダプタです。
このUSB-ACアダプタは、プラグ折りたたみ式の一般的なものなのですが、プラグを折りたたむとちょっと奥まったところに格納されます。
実はこれ、プラグの溝に各国用のアダプタをアタッチすることができるのです。AppleのACアダプタもプラグだけ交換可能ですが、これは余りパーツがでないのがいいですね。
では、本題のLaMetricを見ていきましょう。電源を入れていない状態では、真っ黒な棒です。なんとなく、無印良品のCDラジオPRD-2を思わせます。
天面には、中央に決定ボタンと、左右に進む/もどるボタン。
右側面はスピーカーと電源ボタン。
左側面もスピーカー、そしてボリュームボタン。
背面にはmicroUSB端子とヘッドホン端子。ここまで見て分かるように、極めてシンプルな構成です。
LaMetricの利用にはWi-Fi環境が必要になります。どうやって設定するのでしょう?
まずは、AppStore/Google PlayからLaMetricのアプリをダウンロードしましょう。
アプリを開きます。
新しいLaMetricを追加します。複数台管理できるような設計になっています。
チュートリアルに従って、LaMetricの電源をONにします。
右側面のスイッチを押すと電源が入ります。ドット絵で浮き出るLaMetricの文字!起動後にLaMetricのアクセスポイント名「LMxxxx」が表示されます。
初期設定ではLaMetric自体がアクセスポイントになり、そこにスマホを接続することで設定が可能になります。iPhone/AndroidのWi-Fi設定から「LMxxxx」に接続しましょう。
再びアプリに戻ると、LaMetricが接続するアクセスポイントの設定ができるようになっています。プルダウンで、普段使っているWi-Fiのアクセスポイントを選択し、パスワードを入力します。
これで設定は完了です。LaMetricの操作が可能になっています。画面上部をスワイプすると、インストールされている順にLaMetric上のアプリも切り替わります。
アプリ一覧から「+」を押すと、アプリストアに接続されてインストール可能なアプリがリスト表示されます。各アプリの「ADD」を押すだけでインストールされます。
各アプリの動作は下記の動画をどうぞ。
現状では対応しておりませんが、IFTTT対応も用意されているようなので、さらなる拡張が期待できそうです!
最後に、LaMetricをBluetoothのワイヤレススピーカーとして使用する方法です。といっても、難しい方法ではありません。
MacBookの隣に置いても、主張しすぎないコンパクトサイズ。常用のワイヤレススピーカーとしても最適です。
万人にオススメできるような製品ではありませんが、アプリで拡張できる先進性や、インフォメーションディスプレイとしてのユニークさ、すべてをピクセルで表現するデザイン性など、デジタルガジェット好きな方にはたまらない要素が満載です。
そんなLaMetricは日本未発売ですが、日本へも発送してくれるようです。
バッテリー内蔵タイプが199ドル、非内蔵モデルが179ドル、これに国際配送費用25ドルがかかります。※2015年10月現在。
なかなかいいお値段しますよね……。