新しいMacBook(2015)が電源を含めたあらゆるポートをUSB-Cにまとめたことで、電源やモニタなどこれまで別規格だったあらゆる機器がUSB-Cで繋がり始めそうです(Mac以外にも)。ACアダプタ無しで電源タップに直接接続できる日も遠くなさそうです。すでにモバイルバッテリーで使える可能性も示唆されていますしね。
さて、USB-Cの話はさておき、家で使う電源タップは今後USBポートが必須になってくるのではないでしょうか。ちなみに、今使っているのは、無印良品の電源タップ(USBポート×2付き)です。
このコンセプトはとても好きなんですが、USBポートが2つもあるのに致命的なのは「同時に1ポートしか使えない」こと(合わせて1Aまでしか出力できないので、iPhone/iPadを繋ぐと必然的にもう1ポートが使えなくなる)
電源周りはできるだけまとめたいので、USBポート付きで出力の大きいOAタップを探していたところ、Amazonのタイムセールでプリンストン社製の「UniTAP PPS-UTAP6WH」を見つけたので、買ってみました。かなり大きな箱で届きました……。
パッケージにも記載がありますが、2ポート合計で3.4A出せますので2台同時に充電することができます。
実物。コンセント部分が180度回転するようになっております。ACアダプタなどの取り回しがよくなるという謳い文句ですが、そのギミックのせいか巨大なOAタップと化していました。幅と奥行きは通常のOAタップ並みですが、高さが倍近くありそうです。これだけがネックです。目立つ場所に置く製品ではないので、気にしすぎといえば気にしすぎですけども。
ここがUSBポート部。3.4Aが最大出力であることが明示されています。と、一点気になるのは「Apple」の表記。説明書にもiPhone/iPadはここに繋ぐよう明記されていました。
ちなみに、180度回転することがウリのOAタップですが、45度傾けた状態だと防塵シャッターが閉じるため、使わないポートは傾けて塞いでおくことがよさそうです。
概ね、期待した通りの製品ですが、巨大なことだけが気になるところです。設置場所に余裕があれば何の問題もありませんが、通常のOAタップのつもりで買うと、思わぬ巨人がやってきますのでご注意ください。
プリストン社のUniTAP PPS-UTAP6WHはすでに販売されていませんが、サンワサプライから同様の製品が発売されていました。