以前に『ウェアラブルステレオ Bluetooth®ステレオヘッドセット SBH80』をレビューしたのだけど、実はもう売ってしまって手元にはありません。
機能的には申し分なかったのだけど、音が若干スカスカしていたこと、取り回しが悪くカバンの中でもかさばっていたことが原因です。
さりとて、ワイヤレスの魅力には勝てないので、新たな相棒を探すことにしました。
今回購入した『MDR-NWBT20N』は、Bluetoothによるワイヤレス接続でノイズキャンセリング機能付きという、いいとこ取りな製品。1年ほど前の製品なので、値頃感も出ている。
さらに、イヤホンを差し替えればBluetoothレシーバーとしても使えるという、贅沢にも一挙両得な一品。※ノイズキャンセリング機能は使えなくなるけれど。
パッケージはこちら。当然ウォークマン推しなのだけど、iPhoneで使っちゃうから関係ない。
裏側を見ると、通話には非対応の旨が書いてある。音楽と用途なので気にしないけど、通話を当てにしている人は要注意。
内容物は、本体、イヤホン、イヤーピース、充電用microUSBケーブル、説明書類。
本体にはクリップが付いているので、シャツなどに挟める。ノイズキャンセリングは側面のボタンでキャンセルできる。ノイズキャンセルをキャンセル。
この手のBluetoothレシーバーとして有名なSONYのMW600(左側)との比較。これを使い続けることも選択にはあったのだけど、クリップが壊れてしまったのです。
側面の比較。スリムなMW600とゴテっとしたMDR-NWBT20N。フラッグシップと量産機の違いがある。リ・ガズィとジェガンのような感じだ。
ノイズキャンセリングの付いたイヤホン/ヘッドホンはコントロール部とイヤホンが一体化していることが多いけれど、これは着脱が可能。手持ちのイヤホンが使える。
本体側面からmicroUSBで充電できる。
iPhone 6 plusとペアリングして聴いてみたところ、クセのない素直な音が出てきた。外出時のイヤホンとしては十分。
次にノイズキャンセリング機能を試してみる。
通勤電車の中でノイズキャンセリングをONにしてみたところ、静寂が訪れる…とまではいかない。車内のアナウンスは聞こえるし、騒々しさが軽減された、という程度。ノイズキャンセリングイヤホンとしては安いし、値段なりかなと思ってイヤホンを外してみたところ、ゴオオオオオという騒音が飛び込んできた。
思っていた以上に音が消されていたことが分かる。
iPhoneの音楽をOFFにした状態でもノイズキャンセリングは有効だったので、デジタルな耳栓としても活躍してくれそう。
(さらにノイズアイソレーションイヤーピースを組み合わせてもいいかも)
なお、本製品にはカラーバリエーションがあって、スポーツ用途にも良さそうです。