今回の震災、というより計画停電で、これまでにないほど乾電池やバッテリーに注目が集まりました。
iPhoneとて例外ではなく、停電時の情報取得手段として大活躍してくれる一方で、その駆動時間を伸ばすためには外部電源が必要。
となると、乾電池・充電池を使って充電できるのが最も汎用性が高いわけで。
探してきました。
税込299円という、食玩レベルの低価格のくせにiPhone4に充電可能という、ハイコストパフォーマーな充電器です。それでは、気になった方はレビューをどうぞ。
こちらがパッケージ、というかビニールに包まれただけ。もちろん、iPhone4やエネループは付属しません。
満充電したエネループ2本をさっそくセットします。
本体側面にあるスイッチを入れることで放電が始まります。
充電中は赤いランプが点灯します。
さあ、ここからが本題。用意しましたのは、残量が2%にまで減ったiPhone4。もう、使っててヒヤヒヤ。
iPhone4に接続して、スイッチをON!無事に充電が始まりました。
開始4分ほどで+2%。
開始から約30分で+17%。順調に充電していっています。さあ、どこまでいけるか。
約1時間で35%ほど充電されました。けっこういけるもんだなあと、しばらく放置していたところ…
こんな表示になってしまい、充電状態が解除されてしまいました。ケーブルを繋ぎ直したり、スイッチを入れ直してみたりしましたが、状況は変わらず。
エネループのマスコット・エネルーピーで計ってみたところ、どうやら電池切れのようです。
満充電のエネループ2本で35%ほどの充電ができる、ということが分かりました。我が家にあるのは、使い込んだエネループなので、みなさんのお手元にあるものだと、もう少し結果が変わるかもしれません。
本体に書いてある「EMERGENCY CHARGER(緊急充電器)」の名の通り、緊急用途には役立つツールですね。
過信は禁物ですが、軽くて小さいので、カバンに忍ばせておきたいツールですね。
単三電池ならどこででも手に入りますし、いざというときのためにDockケーブルとともに持っておくと安心です。
なにより安いというのは最大のメリットです。