気になったニュースでピックアップした、上海問屋のiPhone Dockクレードルが届きました。その価格699円(税込)と、純正のUniversal Dockの10分の1近い超破格値!果たして、ちゃんと使えるのか?純正Universal Dockとどんな違いがあるのかレビューしてみます。
宅急便の封筒に入って届きました。
上海問屋の広告が4枚入っていました。iPhoneを三脚に固定するアダプターが399円、小型カードリーダーが99円など、誘惑の多い広告群です。
で、商品はこれだけ。
箱には「FOR iPhone4」とあります。
書体と写真が微妙な感じで、そもそも…iPhone4専用だったのか…エアジャケット付けている状態でハマるのかなと、一抹の不安が…。
箱の中には、プチプチに包まれたDockが一個。マニュアルなどはありません。
さっそくiPhone4を差してみました。エアジャケット付きでもハマります。ただし、コネクタ部分が若干固いよう…。グッと押し込む必要があります。
ちなみに、「FOR iPhone4」とあるわりに、ぴったりと整形しているわけではなく、周囲にスキマがあるのでiPhone3Gでもいけそうな気がします。
充電もシンクも問題ありませんでした。背面のDockコネクタにケーブルを刺すときも割と固めです。
それでは、Apple純正のUniversal Dockと比較してみます。背面です。こうしてみると、一見しただけではどちらが純正か分かりません。
裏返してみました。どちらもゴム製で滑り止めになっています。さすがにAppleロゴはありません。
そして、正面から。Apple Remoteには対応していないので、赤外線ポートがありません。
斜め後ろから。
最後に重量を量ってみます。純正Dockは約120g、699円Dockは85gでした。重さは約2/3といったところ。ただ、けして軽いわけではなく、純正Dockのほうが重い、というほうがしっくりきます。純正Dockを持ったことのある人は分かると思いますが、見かけに寄らず意外と重いですし。
というわけで、699円の製品としては、かなりお買い得な製品です。
成形色が安っぽかったり、Rのとりかたが野暮ったかったりしますが、そこは値段を考慮すれば致し方ないかと。
純正のUniversal Dockは機種ごとのアダプタを差し替えれば長く使えるのに比べ、こちらはあくまで1世代交代限りの消耗品として考えれば、かなりのコストパフォーマンスを発揮してくれるはず!