iPhoneは音楽プレイヤーとしても素晴らしく、素のままでも結構イイ音出してくれたりもする。レンタカーでカーオーディオに繋げなかったとき、最大ボリュームで鳴らしたこともある。
しかし、力技で鳴らしてみるよりも、やはりスピーカーに繋げてストレス無く聴けるといい。かといって、部屋に設置して、電源つなげて、スイッチオン、という“しっかりスピーカー”もそれはそれで、面倒なものだ。iPhoneの持つモビリティーを損なってしまうのではないだろうか。ただでさえ、電源をたくさん使う機器が溢れている。自然の力を活かすに越したことはない。
そんなエコだかなんだかよく分からない僕の元へ「HornStand」がやってきた。
レビューは以下からどうぞ。内容物はこれだけ。シリコン製で40gという軽量のスタンド。材質はふにゃふにゃしているので、これで自立できるのだろうかと心配になってしまうほど。僕のiPhone4はパワーサポートのエアージャケットを付けているので、一旦外して、素のままのiPhone4で取り付けてみよう。
こうなる。見事に自立。ただ、シリコン製ということもあって、どこまで押し込んでいいのか一瞬迷ってしまう。
まずは、素のまま普通に聴ける音量にする。次にHornStandを付けて鳴らしてみたところ、驚くほどの音量!夜ということもあって、近所迷惑にならないように慌ててボリュームを下げる…。アンプも無いのに、けっこうな実力をお持ちのようです。
左側面から。この厚みがiPhone4を支えてくれている。
裏面から。骨のマークが可愛い。
右斜め後ろから。
右斜め前から。やや傾きがあることがお分かりだろうか。
しかし、HornStandを付けるたびに一々エアージャケットを取り外すのも面倒。今度はエアージャケットを装着した状態で、取り付けてみる。付けていることも忘れる薄さのエアージャケットでさえ、やや、こんもりした状態になる。さきほどに比べると若干不安定になった。
立ててみると、後ろに負荷がかかってしまうようで、シリコンが無理しているのが分かる。さきほどまでの安定感は無い。(…と言っても倒れてしまうほどではないが)
普段からケースを付けている人には、ちょっと手間のかかるスピーカー&スタンドといったところ。電源不要で気軽に大音量を出せるのは嬉しいので、いつもと違う環境で、例えばアウトドアなどで使うのはアリかもしれない。