SwitchBot スマートデイリーステーションとは?
今回紹介するのは、SwitchBotのスマートデイリーステーションという、モノクロのE-inkを使った情報ディスプレイです。インターネットに接続して天気予報を更新したり、SwitchBot製品と連携して気温や湿度を表示するディスプレイです。特に、天気予報は1週間分表示されたり、PM2.5や花粉の飛散状況も表示したりと、かなり便利そうな仕様です。
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今回、SwitchBotさんから製品サンプルをご提供いただいたので、しばらく使ってみたレビューをお送りします。
SwitchBot スマートデイリーステーションをセットアップする
こちらがSwitchBot スマートデイリーステーションのパッケージ。私の勝手な想像では、写真で見る限りこのディスプレイはiPadぐらいの大きさがありそうだなと思っていました(あくまでイメージです)。

ただ、パッケージを開けて見てみると、けっこうコンパクト。しかもE-Inkディスプレイということもあって、かなり軽いです。中身が入っていないんじゃないかと思うくらいに。


実際に11インチのiPad Airと比べてみると、改めてコンパクトサイズです。あまり大きいと壁掛けにしたときに圧迫感が出るんじゃないかと心配してましたが、これぐらいだったら邪魔になりませんね。


それから、スマートデイリーステーションの付属物。壁掛け用のボード、それから卓上スタンドとUSB-Cの充電ケーブルなどが入っています。なんか、手に持ってたら、デジタルフォトフレームみたいだなって思いました。


スマートデイリーステーションの背面位は壁掛け・卓上用の穴があります。それから、四角い凹みにあるのは充電用USB-Cですね。仕様通りなら一回の充電で1年間持つそうなので、このUSB-Cポートを使う機会はほぼ無さそうです。


SwitchBot スマートデイリーステーションを起動
それではSwitchBot スマートデイリーステーションを起動していきましょう。本体フレームの右上にあるボタンを長押しすると画面が点灯します。あとは、SwitchBotアプリを開いてデバイスを登録しましょう。


SwitchBotアプリからデバイスの追加を押してしばらく待つと、デバイスが検出されますので、それで追加します。SwitchBot スマートデイリーステーションに必要なWi-Fiの設定は、既存の設定を引き継ぐので手間がなくていいですね。


SwitchBotアプリでは、SwitchBot スマートデイリーステーションがどこの地域のものなのか設定する必要があります。これをちゃんと設定しておかないと、天気情報が更新されません。
使い始めはソフトウェアのファームウェアのアップデートが来てるかもしれませんので、早く使いたい気持ちは抑えてアップデートを進めましょう。
SwitchBot スマートデイリーステーションは卓上で使う?壁にかける?
続いてスタンドの設定です。といっても付属の2つのスタンドを背面に差し込むだけ。軽いし、電源を繋がなくていいし、とても使いやすいです。


テーブルに置いたり、デスクに置いたり、軽くてコンパクトなのでどこにでも置けます。
もう一つの設置方法は壁掛けです。電源に接続しなくていい壁掛けは、とてもスマートに見えます。適当な壁面があれば、ぜひチャレンジしていただきたい。壁掛けのパーツは裏面に3Mの両面テープが貼ってあるので、これを剥がして貼ってください。


さて、壁掛けパーツを壁に貼るときに気をつけてほしいことがあります。「傾き」です。壁にかけてみたら微妙に傾いているぞ?ってことがないように、しっかり平行を取ってください。おすすめは、計測アプリです。


壁掛けにしたら、忘れずにクッションも貼ってください。ガタつきが無くなります。


SwitchBot ハブ2で外から操作しよう
SwitchBotデバイスを使う際に必ず持っておきたいのがハブです。中でもSwitchBot ハブ2は、壁に設置することもできるし室温や湿度も分かるのでとても便利です。

ハブ2になって、気温や湿度も測ってくれるのでとても便利になりました。
壁面の都合で、SwitchBot スマートデイリーステーションとハブ2を近い位置に設置してしまいましたが、Wi-Fiで通信するので、近くに置く必要はありません。

さて、それでは実生活の中で、どんな点が便利になったのでしょうか。
SwitchBot スマートデイリーステーションを8つの指標で実用度診断
まずは、SwitchBot スマートデイリーステーションの大まかな特徴を確認しておきましょう。
- データを1画面に集約(室内外の温湿度、今日・昨日・向こう5日間の天気予報や空気など)
- 表示内容はカスタマイズできる(今日のひとこと/カレンダー/環境データ/日付と天気/カウントダウン/カスタムテキスト)
- 温湿度が設定値を超えると、スマホへ通知が届く(SwitchBot ハブが必須)
- GoogleやiCloudなどのカレンダーとシームレスに同期できる(最大5人分・1日最大30件の予定)
- 最大3つのアラームが設定可能(音量は20/50/80dBの3段階)
- 2つのカスタムボタンに照明やカーテンなどのSwitchBotシーンを設定可能(SwictBotハブが必要)
- AI暮らしナビで生活アドバイスを表示
- 1回の充電で最大1年間の駆動が可能、配線の制約がない
実際に2週間ほど使ってみて、この8つの指標を実用度★★★★★で診断してみましょう。
①データを1画面に集約
下の画像のように、SwitchBot スマートデイリーステーションは、室内外の温湿度、今日・昨日・向こう5日間の天気予報や空気の質だけでなく、日の出・日の入りなど、環境情報を7.5インチの画面の中に集約してくれています。

非常に多くの情報を表示してくれていますが、この集約画面は卓上向けだなと思いました。わが家では壁掛けで使っているんですが、壁掛けは距離が出るので、近づいて見ないといけません。集約画面は、意外と視認性は良くないなと思いました。壁掛けにする時は、もう少しシンプルな画面にして、情報を少し大きめに出しておく方がいいかなと思います。

というわけで、わが家ではこの表示が最もよく使われています。遠くから見ても視認性がいいんですよね。卓上で使う場合は大きすぎる表示なんですが、壁掛けで使うにはちょうどいい表示です。ただ、集約画面も使ったりします。過去の天気予報を表示してくれるので結構便利なんですよね。意外と「昨日の天気ってどうだったっけ?」って見たくなるのです。
そして、SwitchBot スマートデイリーステーションを使うようになって、開く機会がほとんどなくなったのがスマホの「天気」アプリです。天気予報を確認するためにスマホを開いていたのが、気になったらSwitchBot スマートデイリーステーションを見るようになったので、本当に見なくなりましたね。(台風情報なんかはさすがにアプリを見ますけど)
実用度:★★★★☆(設置場所による)
②表示内容はカスタマイズできる
SwitchBot スマートデイリーステーションには必要な画面を追加できるし、不要な画面は削除できます。追加できる画面は、今日のひとこと/カレンダー/環境データ/日付と天気/カウントダウン/カスタムテキストとさまざま。

アプリ上から追加・削除・入れ替えができるので、気軽に入れ替えましょう。ちなみに、最大4つまでしか追加できないので、最初は物足りないかも。でも、使っていくうちに、よく使う画面が決まってきます。
なお、SwitchBot APIを使ったカスタムテキスト表示もできるんですが、かなり面倒でした。APIに関する知識が必要なので、Web関連のお仕事をしている方ならまあ理解はできるでしょうが、一般的ではないかなと。
実用度:★★★☆☆(運用し始めると1つの画面に固定しがち)
③温湿度が設定値を超えると、スマホへ通知が届く
設定温度や湿度が設定した値を超えると、スマホに通知が来ます。ちなみにSwitchBotハブが必要です。例えば赤ちゃんやペットがいる家で、気温が急上昇したときに通知が来ると、急いでエアコンを遠隔でONにできたりしますね。
ただ、犬を飼っていたときは、エアコンつけっぱなしにしていたので、意外と気をつけているんですよね。人にもよるんでしょうけど、この機能はお守りみたいなものかなと思っています。
実用度:★☆☆☆☆(いざというときに役立つものだから)
④GoogleやiCloudなどのカレンダーとシームレスに同期できる
GoogleやiCloudのURLを設定することで、カレンダー上に予定を表示することができます。最大で5人分、1日最大30件の予定まで、画面では1日分・3日分の表示ができます。……ただ、こういった共有機能は、カレンダーアプリ上でも可能なため、あえてSwitchBot スマートデイリーステーションを使うのかどうか……という判断になり、わが家では使いませんでした。
代わりに、映画.comが提供している映画公開カレンダーを設定しました。今週末にどんな映画やるんだっけ?が画面上で確認できるので便利です。(ただし、30件を超えることがあるため、表示しきれない作品もある……)
実用度:★★★☆☆(表示するカレンダー次第かな)
⑤最大3つのアラームが設定可能(音量は20/50/80dBの3段階)
アラームはスマホやApple Watchで使う習慣がついているし、SwitchBot スマートデイリーステーションでアラームを使う意味はなかった。また、設置場所がダイニングキッチンということもあって、アラームを使うシチュエーションではなかった。
実用度:★★☆☆☆(寝室に設置するなら目覚ましとして使えるけど……)
⑥2つのカスタムボタンに照明やカーテンなどのSwitchBotシーンを設定可能
SwitchBot スマートデイリーステーションには画面下部に4つのタッチボタンがあり、右の2つは機能を割り当てられる。そこに、SwitchBotアプリで設定した「シーン」を割り当てられる。SwitchBotカーテンやシーリングライトを設置してるなら使えます。(SwitchBot ハブが必要です)

わが家ではSwitchBot カーテンを設置しているので、ダイニングキッチンにいながら、スマホを開くことなくリモートでカーテンの開閉ができるようになりました。
実用度:★★★☆☆(スマホを使わずにカーテンの開け閉めができる)
SwitchBot カーテン本当に便利なんでぜひ検討してください。ソーラーパネルも一緒に導入するとバッテリーを気にしなくて良くなるのでオススメです。

⑦AI暮らしナビで生活アドバイスを表示
SwitchBot スマートデイリーステーションが取得したデータを基にして、生活に関するアドバイスを表示してくれます。


まあまあ便利なコメントは表示されるので最初の方は読んでましたが、アドバイスが表示される画面に切り替える必要があって、あまり見なくなりました。表示する画面次第かな、と。コメントそのものは良かったと思いますが、行間が詰まってて読みづらいとも思いました。
実用度:★★☆☆☆(悪くはないけど、わざわざ見なかった)
⑧1回の充電で最大1年間の駆動が可能、配線の制約がない
ここまでいろいろ見てきましたが、SwitchBot スマートデイリーステーションが便利かどうかは、使うシチュエーションと使う機能次第なところはあります。各指標で★1つだったり★4つだったりしましたが、総合的には「けっこう便利」だと感じています。

そして「けっこう便利」と感じる理由は、内蔵バッテリーで動き、そのバッテリーが1年間もつ(はず)ことにあります。コンセントの位置を気にせず、どこにでも設置できるため、置いておいても邪魔にならないし、役立つ情報を表示してくれるわけですから。
実用度:★★★★★(ケーブル不要、本当に1年もつなら最高)
こんなSwitchBot スマートデイリーステーションがあったらいいな(妄想)
SwitchBot スマートデイリーステーション、理想の家庭用インフォメーションボードとしては、現時点ではまだ物足りないです。
余談なんですが、昔、PanicのStatus BoardというiPadアプリ(参考サイト)があって、用意されたグリッドの中に、天気や株価や時計などのパーツを組み立てて、自分専用のボードを作ることができました。残念ながら開発が終わってしまって、今はもう使えないんだけど、いつか似たようなものが復活してくれないかと思っていました。
というわけで、SwitchBot スマートデイリーステーションにはこんな進化をしてほしいなと思って、Geminiにお願いして妄想スマートデイリーステーションを作ってみました。
スポーツ用スマートデイリーステーション
各スポーツの結果だけを表示するボード。スタッツまで表示できてもいいかもしれない。とりあえず試合結果が知りたいとかね。プロ野球の勝敗や順位表とかW杯の結果や対戦成績とかね。

株価表示用スマートデイリーステーション
証券会社のアカウントや、Yahoo!ファイナンスと連携して、特定の株価を表示してくれるステーション。頻繁に更新しなくてもいいから日経平均と主要銘柄は表示できるといい。

テレビ番組表用スマートデイリーステーション
テレビは見られない、サブスクやTVerが全盛……とはいうものの、テレビ市場はまだ巨大なのです。番組表はあったほうがいい。SwitchBotハブと連携してリモコンになったりすると、なおいいな。

Google Analytics用スマートデイリーステーション
専門的すぎるけど、自社サイトやメディアサイトのアクセス数を表記してほしい。リアルタイム性は求めないから1日の状況とか見えると、仕事でも使いたくなる。

というわけで、あくまで妄想ですからね。まあ、内部的にAPIで接続できる仕組みはあるようなので、ビューの設計をどこまで拡張するかという話だと思いますけど、色々な情報が表示できるようになるといいなと願っています。
まとめ:SwitchBot スマートデイリーステーションは、理想のボードの第一歩
SwitchBot スマートデイリーステーションが登場した当初は、まだまだこれからの製品かなと思っていましたが、この数ヶ月で新機能を追加して、新たな表示もできるようになって、着実にアップデートを重ねているようです。まさに、SwitchBotのいいところを体現している製品と言えます。
とはいえ、SwitchBot スマートデイリーステーションをおすすめできるかどうかのポイントは、やはり「コストパフォーマンス」です。機能面やスペック面を考えると、現行の金額でも妥当かなと思わなくもないけど、その中には今後のアップデートを考慮しての期待値も含まれています。
ここまででSwitchBot スマートデイリーステーションの特徴を見てもらって、生活の中でイメージできるなら、十分に役立ってくれるはずですが、「なんとなく便利そう」で欲しくなっているなら、一歩立ち止まってください。おそらく、買うにはまだ早いです。
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