画面のないコンパクトデジタルカメラ「Godox C100」
今回は、Godox C100というビューファインダーカメラをレビューします。「ビューファインダーカメラとは……?」という疑問はごもっとも。とりあえずレビュー記事を見ていってください。
製品公式サイトはこちらです。仕様も掲載されていますので、気になる方はあわせてご覧ください。Godox C100 公式サイト → https://www.godox.com/product-e/C100.html
Godox C100のパッケージ・内容物
こちらがC100のパッケージです。おもちゃが入っていそうなブリスターパッケージで、外から本体の形が分かるようになっています。まあ、そもそも(日本では)店頭に並ぶ機会は無さそうだけど……。


今回はAliExpress経由で個人輸入したため、日本語表記は一切ありません。パッケージ裏面も中国語と英語のみです。日本では正規代理店からの販売も予定されているようなので、国内版を購入したい方は正式発売を待つのがおすすめです(ちょっと高いみたい)。


内容物は非常にシンプルで、USB-Cケーブルのみが付属します。このケーブルで充電とデータ転送の両方を行います。
Godox C100の本体デザイン
こちらがGodox C100本体です。人差し指が透過していることから分かるように、ほぼ透明のファインダーです。ここを見ながら写そうね、というデジカメです。

非常に薄型で、一見すると何の製品なのか分からない……。何人かに「これ何だと思う?」と聞いてみたところ、「わからない」「リモコン?」という回答ばかりでした。ファインダー部分には偏光フィルターが使われているような見え方で、かなり独特です。


裏面はイラストの模様があり、少し盛り上がったデザインになっています。上部には黒い丸があり、ここがレンズです。実際の写りについては後ほど実写で紹介します。


底面にはUSB-CポートとmicroSDカードスロットを搭載しています。microSDカードは最大128GBまで対応しています。画像サイズ自体はそれほど大きくないため、大容量カードは必須ではないでしょう。今回は手持ちの4GBのmicroSDカードを使って確認しました。
Godox C100の操作方法
本体右側面には、電源スイッチ兼モード切替スイッチがあります。電源を入れると「Godox」のロゴが表示されます。透明なビューファインダー上にロゴが浮かび上がる演出は、とても新鮮な印象です。


iPhoneの画面を映しながら角度を変えてみると、偏光した状態で見えます。

一方で少し気になったのが起動音……。電源を入れるたびに「シャキーン」という音が鳴るため、静かな場所では少し目立つかもしれません。
Godox C100の撮影時の操作
モード切り替えスイッチで選べるモードは以下の3種類です。
- 写真(静止画)
- 動画
- 測光計(ライトメーター)
下部の左右ボタンを押すと、ビューファインダー内のフレームサイズを横長から縦長まで変更できます。シャッターは中央のボタンで切ります。シャッターを切ると「パチッ」というシャッター音が鳴ります。


フレームの切り替えは可能ではあるものの、実際には画像をクロップしているだけなので、迷ったら最大サイズで撮影しておきましょう。
Godox C100のデータ転送
Godox C100のビューファインダーを見ながら撮影するわけですが、どんな写真が撮れたかはスマホやPCに繋いでデータを確認するまで分かりません。これが楽しいんですよね。フィルムカメラのような楽しさがあります。

iPhoneとはUSB-Cケーブルで有線接続でき、写真アプリからそのままフォトライブラリに取り込めます。Macへ接続するとストレージとしてマウントされるので、通常のUSBメモリーと同じ感覚で写真をコピーできます。
Godox C100の実写レビュー
今回は、このビューファインダーカメラを持って、歌舞伎町から新宿周辺を歩きながら撮影してみました。

ちなみに、落下防止のためストラップを取り付けています。ストラップは付属しなかったため、自宅にあったものを使用しました。ストラップが付属するモデルもあるので、購入する際に確認してみてください。本体左側面にはストラップホールがあります。

Godox C100で撮影した画像は……
Godox C100で撮影した画像をいくつか掲載します。この日は夏の晴天で、iPhoneで撮ると青空が綺麗に映る天気でした。




Godox C100は、ビューファインダー内のフレームに入った範囲を撮影しますが、そこまで正確ではありません。また、ビューファインダー内は少し暗めなので、明るい屋外ではやや見づらく感じる場面もありました。画質もあまり良くありません。ざらつきもありますし。
何より見えているフレーム通りに撮影するのが意外と難しく感じました。しかし、スマホのカメラはアングルを決めて「ちゃんと撮る」方向に行きがちですが、見方を変えれば、適当に撮る面白さ、転送するまで分からない面白さがあるカメラです。
Godox C100は画質を楽しむ製品ではありません。スナップ撮影そのものを楽しむためのデジタルカメラだと思います。
Godox C100のまとめ
画質だけを評価すると決して高性能なカメラではありません。しかし、このフレームを覗いて撮影する、という体験そのものが非常に魅力的です。このデザインを最大限に活かした、非常にユニークなカメラだと感じました。近年はコンパクトデジタルカメラが再び注目されていますが、C100はその中でもデザインと体験に特化した、個性的な一台です。
