今回レビューするのは、ワークチェアの「LiberNovo Omni」という製品です。ワークチェアは各社から趣向を凝らした製品が登場していて、迷うカテゴリーの製品ではあります。しかし、今回紹介するワークチェアはかなり異例の機能です。今回、製品サンプルを提供いただいたので、組み立てから2週間使った感想までお届けします。
LiberNovo OmniはMakuakeで応援購入できます(12/16まで)。実売よりもお得な価格で購入できるので、気になっている方はお早めに!
LiberNovo Ominiを組み立てる、どのくらい時間かかる?
ある日、LiberNovo Omniが届いたんですけども……まず誤算だったのは箱がでかすぎます。玄関内には置けたんですけど、ちょっと部屋まで運ぶのに幅がありすぎて運べませんでした。

箱を倒せば運べないこともないけど、横倒しするのは良くないので、やむなく玄関先で作ることに。箱を開けてみるとボードのようになった説明書があります。


まずこういったワークチェアの組み立ての基本、まずは足作りですね。足にローラーをつけ支柱を立てていきます。足の組み立てに必要な部品は最初のツールボックスの中に全て入っています。


次のステップでは、バックサポートバーと言う部品を取り付けます。LiberNovo Omniの背骨の部分ですね。この背骨がこのワークチェアの最大の特徴です。LiberNovo Omniは電動なので、駆動部品がこの中に組み込まれています。

バックサポートバーの中心部分には、ワークチェアでは見たことがないUSBポートがあります。現時点ではどう動くのかちょっとわからないんですけど、組み立てていきます。


このバックサポートバーはLiberNovo Omniのパーツの中で最も重いです。成人男性なら1人で持ち上げられるくらい、力に自信がない方は落とすと怪我したり床傷ついちゃいますし、できれば2人で作業することをオススメします。
このバックサポートバーをスポークベースの支柱に載せるだけ。自重で沈むので、そこまでしっかり差し込む必要はないです。

ここからはネジ止めが発生します。本製品にはネジが4本付いています。長いネジ3本と短いネジ1本です。しっかりした感じのトルクスドライバーが付いてます。こうした組み立てでは簡易的なドライバーが付属することが多いですが、LiberNovo Omniにはしっかりしたドライバーがついてます。


次の手順は、バックサポートバーの上についているサポートスライドを少しずらして、シャフトを長いネジで留めていきます。


シャフトを固定する際には、ネジが奥まで刺さって回ってることを確認してください。


次はシートとアームモジュールを取り付けていきます。取り付けは難しくないです。突起をシートの溝に入れれば、すぐに取り付け完了です。


コネクター部分を固定している結束バンドを切り、必ず外に出しておいてください。

シートの両脇には、紙のストッパーが付いているので、これは取り外しちゃってください。


USB-Cコネクターもポートに接続しちゃいます。


最後にシートの下にあるネジを止めれば、固定完了です。


この後の作業としては、シートの下にぶら下がっているレバーモジュールを取り付けます。このとき、ギザギザの部分を少しゆるめると取り付けやすくなります。


最後にチルトノブを取り付けます。これは差し込むだけ。


次は背もたれの取り付けです。背骨部分には、背もたれの取り付け箇所が2箇所あります。


2箇所ある、上の取り付け部分と下の取り付け部分、背もたれのバーを固定できるような仕掛けになっています。


上の部分は、あらかじめパーツをずらしておく必要があります。


背もたれのバーを取り付けたら、ゆるくのせておいたパーツをスライドさせて固定します。


下の部分は、バーを差し込んだ後に、添付されているシリコン製の柔らかいパーツを押し込んで固定します。


これで完成がほぼ見えてきました。後はヘッドレストですね。頭を置く部分です。これはヘッドレストを差し込むだけで完了します。


カチカチって音がするところまで差し込んでください。

ワークチェアとしての組み立てはこれで完了です。あとはバッテリーを取り付けましょう。
USB充電のバッテリー、付け外しに工夫も
LiberNovo Omniのバッテリーは独自形状で、付け外しが可能です。独自の接点が用意されているので、他に利用することはできません。


バッテリーの容量は2,200mAhですが、出力は23.76Whということで、一般的なバッテリーとしては小容量ですが、エネルギーが大きいので、腰を押し出すような用途には向いています。バッテリーはUSBポートで充電することができます。


このバッテリーには窪みがあって、バッテリーが切れてもいちいちシートの下に潜り込んだりせず、座ったまま取り外すことができます。


完成!約1時間ほどかかりました
説明書を読みながら、パーツを確認しながら丁寧に進めた結果、だいたい1時間くらいで完成しました。


LiberNovo公式の組み立て動画がYouTubeに上がっているので、そちらを参照しながら進めるともっと早く組み立てられると思いますよ!
こうしたワークチェアの組み立ては重量物があるので2人以上で取り組むのがセオリーですが、パーツがいくつかに分割されていたことが功を奏して、一人でも問題なく組み立てできました。
別売りしてもいいのでは?LiberNovo StepSyncフットレスト
今回、LiberNovo Omniと一緒にレビューさせてもらっているのが、フットレストです。そう、LiberNovo Omniにはフットレストが内蔵されていません。その点は残念ではありますが、外付けである分、使いやすいフットレストに仕上がっています。


こちらの組み立てはほとんどハメ込みなので、数分で組み立てできます。上段も下段もフットレストですが、上段はクッションで脚を投げ出せるようになっていて、下段はプレートで作業時に足を置けるようになっています。


このフットレスト、とても便利なので、フットレストを探している方にはおすすめです。
LiberNovo Omniのファーストインプレッション
LiberNovo Omniのシートはクッション性が柔らかく、心地いいです。


組み立てながら「これは座り心地がいいに違いない」と感じていました。

組み立て後、しばらく座ってみた感覚としては、柔らかくて優しい、です。これまでメッシュのシートに座っていたことが多かったので、余計にそう感じました。
気になる電動部分に関して、笑っちゃうほどのマッサージチェア感でした(ストレッチモード)。マッサージチェアほど細かく動くわけではないんですが、5分にわたって背中をストレッチしてくれるので、手軽にリラックスするには十分すぎる機能です。
これから2週間、実際に使ってみて、改めて感想を語ってみたいと思います。
LiberNovo Omniを2週間使ってみた感想
さて、LiberNovo Omniの到着・組み立てから2週間、実際に使ってみた感想を述べていきます。
電動であることは、そこまで重要ではなかった
LiberNovo Omniの特徴は「電動」ですが、すべてが電動なわけではありません。

LiberNovo Omniは、160度まで倒れるリクライニング、追随するアームレスト、上下前後左右に可動するヘッドレストなど、そもそもワークチェアとしての可動部分が多くなっています。逆に、電動で動く部分は腰まわりのランバーサポート(+連動する背中まわり)のみ。実は、電動であることはそこまで重要ではないのです。
LiberNovo Omniの強みは、使い方に合わせて抜群のフィット感を実現する“パーフェクトフィット”にあります。座ったまま腰まわりと背中まわりを調節できる電動機能は、その最終調整ということです。
電動機能は反応が機敏、シートの調整も細かく実現できる
じゃあ、電動機能は大したことはないのか?……と思われるかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。LiberNovo Omniには、左側のアームレストの内側に3つのボタンがあり、そこで調整が可能です。電源のオン・オフはありません。押せば即反応します。
いつでも動かせるという即時性、そして、押した瞬間からグイグイ動いてくれる機敏な反応がLiberNovo Omniのいいところなのです。

そして、動きも力強い。ランバーサポートに対して腰を押し付けるように抵抗しても、グイグイ押してきます。

パーフェクトフィットを支える、最後の一手がこの電動機能なのです。
最大160°まで倒れるリクライニングは、ほぼフラットで歯医者の診察台なみ
LiberNovo Omniのリクライニングは右手側のレバーを調整することで4段階まで調整できます。105°だと背もたれはほぼ倒れません。集中して作業したいときには最適です。さらに120°、135°と倒せますが、ほとんどのワークチェアが135°あたりを最大の角度ではないでしょうか。135°でも十分リラックスできる角度ですが、LiberNovo Omniにはさらにその先の160°があります。

初めてLiberNovo Omniを160°まで倒したときは、そのままひっくり返るんじゃないかと思いました。それほど深く倒れるのです。体感的にはほぼフラットな180°までいったんじゃないかと思うくらいです。初めて座ってリクライニングした妻は「(倒れ過ぎて)怖い怖い」と言っていました。その倒れ方は、ほとんど歯医者の診察台のようです、見た目でも体感でも。
リクライニングとアームレストは連動する
そして、地味にポイントが高いのは、リクライニングをして体を倒したときに、両腕のアームレストが追随することです。腕を置いたままリクライニングしても、自然にそのまま倒れます。
LiberNovo StepSyncフットレストが使いやすい
LiberNovo Omniはフットレストが内蔵されておらず、別売りのものを買う必要があります。今回Makuakeで一緒に販売されているのが、純正のLiberNovo StepSyncフットレストです。

160°のリクライニングは「スパインフロー」と呼ばれていますが、最高のスパインフローを実現するのに、LiberNovo StepSyncフットレストは欠かせません。
LiberNovo Omniの独自機能「電動脊椎ストレッチ」
フットレストも用意して、160°のリクライニング「スパインフロー」を実現したら、左手側のアームレストにある「オムニストレッチ」ボタンを押しましょう。このボタンを押すと、ランバーサポートがゆったりとリズミカルに波打つように動いてくれます。これはLiberNovo Omniの独自機能「電動脊椎ストレッチ」です。
ボタンを押すと5分間、腰を押し上げたりしながら背中をストレッチしてくれます。作業に疲れたときの休憩時間や、お風呂上がりのリラックスタイムなどに、効果抜群です。目をつむって、LiberNovo Omniの作り出す波に乗りましょう。
ヘッドレストの調整が神がかってる
LiberNovo Omniで感心したのはヘッドレストの出来の良さです。高さの調整・角度の調整のほか、前後に動かすことができますし、首をつけたまま左右に追随してくれます。
特に気に入っているのが、ヘッドレストを前に出した状態で作業することです。画面を見ながら作業をしていると、首や肩の凝りにつながりますが、首をヘッドレストに付けたまま作業しているとそれがいくぶん和らぐ気がします。


逆にリクライニングしているときは、ヘッドレストを最大まで下げて、頭を後ろにやります。これもまた気持ちいいのです。
LiberNovo Omniはシルエットがスリム、圧迫感がない
一般的にメッシュ地のワークチェアは背もたれが大きくできていますが、LiberNovo Omniはそのフィット感ゆえにコンパクト。意外と部屋に圧迫感が出なくて、気に入っています。
それでもLiberNovo Omniに足りないもの
使えば使うほど褒めるポイントが多くなるLiberNovo Omni、かなり気に入りました。
ただ、ワークチェアは耐久性が大事です。2週間のレビューではそこまで試すことはできません。そして、懸念点はやはりバッテリー。この感じだと、向こう2-3年は余裕で使えるでしょうが、そこから先、劣化しときのサポートはどうなのか、入手しやすさはどうなのか、未知数です。
なお、機能面でいうと、ハンガーオプションが欲しいと思いました。リクライニング時に服をかけていると邪魔ですが、日中にワークチェアとして使うときにはあると便利そうです。ヘッドレストが簡単に取り外せるので交換用のオプションとしてあってもいいかと思いました。
冬は快適だが、夏場はどうだろう?
ハーマンミラーやCOFOのワークチェアなど、メッシュ素材の製品を5年以上使ってきましたが、フカフカもアリだなと思いました。快適です。ただ、レビューしている時期が11月ということもあり、夏場になるとちょっと暑く感じるかもしれません。とはいえ、エアコンの効いた部屋で使うだろうし、考え過ぎかもしれませんが。
なお、今回はレビューしていませんが、純正のクーリングシートパッドが用意されています。夏の暑さが気になる方は、一緒に買っておくのをオススメします!
まとめ:LiberNovo Omniはフィット感が最高、リクライニングはもっと最高
というわけで、LiberNovo Omniのレビューでした。電動やバッテリー内蔵が目立っている製品ではありますが、その本質は、体にフィットする仕掛けが満載……!のワークチェアだということです。

作業時はヘッドレストやランバーサポートが可動して、体を楽に支えてくれるし、リラックス時はリクライニング機能やストレッチ機能が体を快適に保ってくれます。集中したいときもゆったりしたいときも、両極端な状態で、最高のフィット感を提供してくれる、それがLiberNovo Omniです。うーん、よくできたワークチェアでした。
あと、LiberNovo Omniのフィット感を高めるのに、フットレストは欠かせません。購入の際にはそちらもお忘れなく。12/16まで!
