iPhoneをはじめ、Apple製品の値上げが止まりません……。原因はもちろん円安。2022年ごろから始まった円安ドル高により、Apple製品の値上げがたびたび行われています。アメリカでは値下げされている製品まであるのに、日本では価格が上がる一方です。
そんな状況ですから、少しでも安くiPhone(ほかのApple製品も含め)を買う方法を探っていかなければなりません。
新品のiPhoneをゲットするなら、どこで買う?
新品のiPhoneを買おうとする場合、選択肢は多くありません。
- 通信キャリア(docomo、au、Softbank、楽天)でキャリアモデルを買う
- 家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ等)でSIMフリーモデルを買う
- AppleStoreでSIMフリーモデルを買う
各購入方法における、メリットとデメリットを見ていきましょう。
①通信キャリアで買う場合のメリット・デメリット
iPhoneの買い方として最も安心できるのは、お使いの通信キャリア(docomo、au、Softbank、楽天)で購入することです。
通信キャリアで買う場合のメリット
- 残価設定プランが用意されているので、支払いを抑えることができる
- 毎月の通信料金にコミコミで支払いができる
- キャリア独自の割引を受けることができる
- 実店舗でのサポートが受けられる
通信キャリアで買う場合のデメリット
- 総額(一括)ではApple Storeや家電量販店より割高になる
- 2年で返却する等の残価設定型の場合、長く使い続けられない
通信キャリアでお得に買うコツ
ヨドバシカメラやビックカメラのように、店舗内に併設されたキャリアショップがあります。こうしたショップでは、支払いは家電量販店のレジで行うため、ポイントが使えたり貯まったりします。店舗を指定する際に、利用しない手はありません。(ただし、ポイントは1%程度しかつかないこともあるので、ポイントを使える方を重視した方が良さそう)
②家電量販店で買う場合のメリット・デメリット
家電量販店で購入できるのはSIMフリーモデルですが、家電量販店の中のキャリアショップ(窓口)で買う場合は、キャリアモデルになります。よく確認して買いましょう。
家電量販店で買う場合のメリット
- SIMフリーモデルはキャリアモデルより安い(Apple Storeと同価格に設定されている)
- ポイントが付くことがあり、貯めることもできる(ただし1%程度が多い)
家電量販店でお得に買うコツ
オススメなのは、やはり貯まったポイントを使うこと。他の商品を購入することで貯めたポイントは、ここで使いましょう。
③Apple Storeで買う場合のメリット・デメリット
Apple Storeで買う場合は、配送で受け取るか・リアルストアで受け取るかを選択できます。なお、新モデルの発売開始直後は争奪戦が必至です。サーバーエラーや決済エラーは必ず起きますし、ウェブブラウザでアクセスするか、アプリからアクセスするかによって、買いやすさが変わったりします。
Apple Storeで買う場合のメリット
- 在庫が多いので、手に入りやすい
- 配送の目安が表示されるので、いつ届くか分かる
- 基本的に最安値(キャリアモデルは高い)
- Apple ギフトカードの残高が使える
- Apple Payが使える
- PaidyやOricoで金利0%の分割払いができる
Apple Storeで買う場合のデメリット
- 争奪戦は避けられない(転売屋も多い)
- 古い機種の買い取りの価格が安い
Apple Storeでお得に買うコツ
iPhoneは高価なので、Apple ギフトカードで積み立てておくのをオススメします。楽天やau PAY マーケット、コンビニ等でのキャンペーンを見逃さないようにしましょう。
オススメなのは、楽天市場のApple Gift Card認定店です。
お買い物マラソンでは、ショップ買い回りで最大10倍ものポイントが手に入りますし、その他にも楽天カードでの決済や、キャンペーンを組み合わせることでポイントを上乗せしてくこともできます。下の画面は、ショップ買い回りで9ショップ達成したときのもの。※この購入で10ショップ目になります。


この日は、支払い方法を楽天カードに切り替え、さらにポイントを上乗せしました。
実際に購入してみました。獲得予定ポイントが増えているのがお分かりでしょうか。購入時のスクリーンショットです。1万円のギフトカードに加えて、1,959ポイントも入手できました。実質19%引きに近いです。


じゃあ、20万円分のギフトカードを買えば、4万円分もお得になるのでは??と思われるかもしれません……が、楽天市場ではキャンペーンごとに獲得できるポイントの上限が決められています。お買い物マラソンのショップ買い回りでは、上限が7,000ポイントでした。
MacやiPhoneなどの高額な商品を購入する際には、計画的に積み立てておくのがいいでしょう。
オンラインでApple Gift Cardを購入可能なのは下記のショップです。本家Apple以外では、キャンペーンが頻繁に行われているので、うまく買い足していくといいでしょう。
新モデル発売直後の“転売品”は買わないようにしましょう
iPhone新モデルの発売日になると、必ず発生するのが転売目的のいわゆる転売ヤーです。転売ヤーには2種類います。「人海戦術で大量購入して海外に輸出する業者」と「フリマ・オークションで売る個人」です。
前者は、Apple Storeでの対応が話題になりましたが、基本的には企業側での対応になるため、私たち個人では手が出せません。逆に後者の場合は、企業側から見ると客なのか転売ヤーなのか区別がつきません。後者は私たちの力で止められます。
シンプルに買わないことです。在庫がなく希少な時期が過ぎると、彼らは在庫リスクを恐れて手を出さなくなります。
Apple Storeで通信キャリアモデルを買う、という選択肢
Apple Storeで購入する際は、SIMフリーモデルが基本になります。しかし、Apple Storeにはキャリアモデルの取り扱いがあります。新規、MNPや機種変更、いずれも使うことができます。
Apple Storeでキャリアモデル、価格は?
ふだん契約している通信キャリアでiPhoneの新モデルを購入しようとしているなら、Apple Storeはオススメです。通常、キャリアモデルはApple Storeの価格より20%程度上乗せされている「高価なモデル」です。しかし、Apple StoreならSIMフリー版の価格で、キャリアに紐付けできるのです。
そして、強く推したいのが「割引がある」ことです。なんと、SIMフリー版の価格から8,800円引きが受けられるのです。ここから機種変更手数料やサポート料がかかるのですが、それでも3,100円の値引きになります。
- 割引 -8,800円
- 機種変更手数料 3,300円
- サポート料 2,400円
通常、割引されることのないSIMフリーモデルなので、もしdocomo・au・Softbankの回線を持っていたらApple Storeで機種変更がオススメです。
Apple Storeでキャリアモデル、予約方法は?
通信キャリアによって購入方法が変わります。docomoとauはApple Storeでの店頭手続きのみですが、Softbankはオンライン購入と店頭手続きの両方が選べます。下記のボタンから進むと、店頭手続きを行うことができます。
機種変更の手続きは、Apple Storeのスタッフが進めてくれます。付帯サービスやサプライ品を営業されることもなく、無駄なくスムーズに手続きしてくれるのでオススメです。