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1日まるっと録音してライフログ完成!スマホとワイヤレスで連携できる超小型ボイレコ!/iZYREC AI-mini ボイスレコーダー

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会議の議事録は、AI活用の時代へ?

会議の議事録を書くのって手間がかかりますよね。せっかくみんなで集まって話すのに、書記役としてわざわざ1人分の労力を割かなければなりません。議事録は振り返りをするための記録だから、要点がまとまって、テキスト検索が可能になっていればいいはず。これこそAIの出番ではないでしょうか。

そして現在は、OpenAIのChatGPTが話題になっているようにAIが劇的に進化しています。議事のテキストをAIに放り込めば、要約してくれます。つまり、①議事を録音→②録音をテキスト化→③テキストを要約、という3ステップを踏めば大幅な省力化が可能です。②と③はさまざまなサービスが出てきているので、最も手間なのは①の録音データの準備です。

録音なんて、スマホのボイスレコーダーで十分では、と思いました?会議をスマホで録音した方なら分かるでしょうが、スマホのマイクは万能ではありません。また、会議中にもスマホに連絡がきたり、調べ物をしたりと、録音だけに専念させるほどスマホは暇ではありません

ということは、録音専用のデバイス=ボイスレコーダーが必要です。世の中には数多くのボイスレコーダーがありますが、音質はともかく、使い勝手やデータの転送といった点で、あまりにも進化が起きていないのです。ニッチな市場ゆえの停滞です。そんな市場に、果敢に切り込んでいったのが、今回紹介する製品です。

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iZYREC AI-mini ボイスレコーダー&専用ケースをレビュー

今回紹介するのは「iZYREC AI-mini ボイスレコーダー」。本製品専用のケースも一緒にレビューします。

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーのMakuakeでのプロジェクトは終了し、一般販売が始まっています。

Makuakeのプロジェクトページ(当時)は下記です。

驚きの薄さ・軽さ!なのに、24時間以上稼働できる本格派

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーの内容物は、レコーダー本体に、マグネットクリップ、マジックテープシール、USBケーブル、ユーザーガイドです。

最も驚くポイントは、iZYREC AI-mini ボイスレコーダー本体が小さすぎること。この小ささに32GBのメモリと、約30時間録音可能なバッテリーが搭載されているのです。

スペック表で重量は18gとなっていますが、実測だとさらに軽く17.5gでした。

薄さは6.4mmしかありません。

この薄さでも、汎用のUSB-Cポートがあります。一般的なUSB-Cケーブルでも充電が可能です。

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーは、高感度のデュアルマイク構成で、短辺側にマイクが見えます。片方には動作スイッチがあります。操作系はこのスイッチのみというシンプルさです。

そして、こちらが付属品のマグネットクリップです。

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーとはマグネットで吸着させます(本体側は金属板で、クリップ側が磁石になっています)。

裏面がクリップになるので、服に挟むことができます。

胸ポケットに挟んだり、ボタン近くに挟んだりできます。

そして、こちらが専用ケースです。専用ケースには「ネイビー」「ブラック」「グレー」の3パターンがあり、今回はネイビーを使っています。主にビジネスシーンでの利用が想定されるためか、高級な名刺入れのようなケースです。

専用ケースはマグネットで留まるようになっていて、スマートに収納できます。

2本のベルトがあり、iZYREC AI-mini ボイスレコーダー本体とマグネットクリップを収納できるようになっています。右側はカードホルダーです。

あまりに小さすぎるiZYREC AI-mini ボイスレコーダーなので、無くしたりしないよう、専用ケースも一緒に入手しておくのをオススメします。自分のアイテムと相性のいいカラーを選んでみてください。

次世代ボイスレコーダーの進化ポイントは「スマホ対応」と「ワイヤレス転送」

さて、いよいよiZYREC AI-mini ボイスレコーダーを使っていきましょう。iZYREC AI-mini ボイスレコーダーを、市場に出回っているボイスレコーダーと比較すると、操作ボタンはほとんどないし、画面もありません。それは、スマホと連携することを前提にしているため。高音質な音を録ることに特化しているのです。

そして、重要なポイントは、録音したデータはワイヤレスで転送できること。なぜこれを強調するのかというと、世の中のボイスレコーダーの大半は、パソコンに接続するか、メモリーカードを読み取るか、どちらかであるため。後処理のことを考えると、とにかく不便なのです。

スイッチの切り替えのみで動作を決められる

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーに存在する操作系は、1つのスイッチのみ。中央にあれば電源はオフ、左にスライドさせて「赤」の表示にすれば録音が始まります。右にスライドさせればスマホのアプリと連携できます。

録音中
動作オフ
スマホ操作可能

あまりにシンプルすぎる動作です。

スマホアプリを使ってファイルを転送

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーのファイルにアクセスするためには、スマホアプリの「iZYREC」を使用します。ちゃんと日本語対応されています。

アプリは下記のリンクからダウンロードできます。

アプリ起動時はログイン画面になりますので、iZYRECへのユーザー登録を行います。ログイン後は、iZYREC ミニレコーダーとの連携になります。Bluetoothで同期します。

ログイン後は、アプリ側からの操作が可能です。まずは、録音されたファイルをチェックしましょう。再生や削除、編集点のチェックもこちらで行えます。

iZYREC AI-mini ボイスレコーダー内の音声ファイルは、同期できるようになっています。このため、新規音声ファイルがあると、同期を促すダイアログが表示されます。

音声データはBluetoothで同期されますが、数時間の音声データとなると100MBを超えたりするので、Bluetoothには荷が重いです。

転送が遅い場合は、Wi-Fiによる高速転送が可能です。アクセスポイントを登録する必要はなく、iZYREC AI-mini ボイスレコーダーとスマホがダイレクトにつながります。

転送速度は一気に20倍以上に高速化されます。もし転送に時間がかかるようであれば、Wi-Fi高速転送に切り替えてください。

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーの基本機能はここまで。本体だけで録音し、必要に応じてスマホと同期・データ転送するというシンプルな使い勝手です。

iZYRECをしばらく使ってみて分かったこと

実際に使ってみると、次のようなことが分かりました。

  • 録音された音声はクリアで、電車のアナウンスほか、周囲の音もしっかり取り込まれている
  • シャツに挟んで、その上にセーターやコートを着ても、ちゃんと録音される(極端にこもったりしない)
  • 音声データはコンパクトで、30分の録音で10MBちょっと。
  • 無音部分は詰めてくれるので、録音時間は実時間より短くなる。
  • とはいえ、キーボードの音や生活音は拾うので、本当の意味での無音でないと詰めない。

そして、今回このレビューのお話をもらった際に、私はやってみたいことがあったのです。

iZYRECで1日中録音してみると、ライフログができあがる……?

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーでやってみたかったのが、1日のライフログを音声で取ること。1日中、録音しっぱなしにして、自分の声だけテキスト化すれば、1日のライフログ……というかほぼ日記が出来上がります。

果たして、長時間の録音は本当に可能なのか。休日に、iZYREC AI-mini ボイスレコーダーのバッテリーを100%フル充電して、つけっぱなしにして出かけてみました。

画像はイメージです

この日は、朝8時から22時まで14時間使ってみました。どんなことが分かったのかというと……?

  • ラーメンをすする音、トイレの音、自分のまわりのあらゆる生活音が録音される。
  • 14時間連続録音して、バッテリーの残量は約48%。余裕で1日使える。
  • 14時間のうち、録音されたのは9時間半程度。無音の時間は意外と長い(人によるとは思う)。
  • ファイルは4時間59分ごとに分割される。
  • 4時間59分の音声データは140MB程度。

なにより驚いたのは、iZYREC AI-mini ボイスレコーダーがあまりに軽すぎるため、日中は存在を忘れていたことですね。上着を脱いで、シャツに付けたiZYREC AI-mini ボイスレコーダーを見つけて、「そういえば録音していたんだった」と気づくくらいに。

最後の1ピース、文字起こし機能は……?

ここまできたら、あとは録音された音声のテキスト化(文字起こし)、そしてそれを検索可能な状態に落とし込むことです。ただ、残念なことにiZYREC内では、文字起こし機能は実装されていません。現在開発中で、年内にはリリースされるとのこと。それまでは、外部の文字起こしサービスを使うことになりそうです。

複数の文字起こしサービスを使ってみて、精度の高さと無料枠の多さで「CLOVA Note」が使いやすかったです。

下記の手順でテキスト化しました。(iPhoneの場合)

  1. iZYRECアプリの「共有」から、iCloud Driveにファイルを書き出し
  2. CLOVA NoteアプリでiCloud Driveから読み込み
  3. CLOVA Note内でテキスト化、テキストを外部に書き出し

喋った内容は、意味がわかる程度にはテキスト化されるので、曖昧な言い回しとか、語尾の言い直しとかを修正すれば、そのまま使えそうです。あとはこれを要約するためにChatGPTとかに放り込むだけですね。

なお、CLOVA Noteは、とても便利で精度が高い文字起こしサービスなのですが、Zホールディングスの再編に伴い、CLOVAのAI事業はワークスモバイルに売却されます(2023年2月1日発表)、今後のサービスの行方がどうなるかはわかりません。

※文字起こしサービスは、プライベートな音声ファイルをアップロードすることになるので、必ず各サービスの利用規約やプライバシーポリシーを確認した上で利用しましょう。

iZYRECでもテキスト化の機能を開発中とのこと!

今回のプロジェクト中には間に合わないということで、未レビューですが、音声データをテキスト化する機能も開発中とのこと。アプリ内で文字起こしまで完結できるとなると利便性は格段に上がります。まだ時間はかかるようなので、楽しみに待ちましょう。

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーのまとめ

音声を高音質に録音→テキスト化→要約までがスマホだけで完結するようになりました。それぞれの工程で少しずつ作業は必要ですが、PCやケーブルを介さずシームレスに連携できている点は最高です。

iZYREC AI-mini ボイスレコーダーは、専用のボイスレコーダーとしてシンプル&コンパクトでありながら、高音質で長時間録音ができ、スマホと連携してデータを活用できるという、まさに先進的な製品でした。

ビジネス利用はもちろんのこと、手軽に録音したい、ルーズに使いたい、という方にもオススメしたい製品です。

iZYREC AI-mini ボイスレコーダー
総合評価
( 5 )
メリット
  • 薄さわずかに6.5mm、軽さ18gの超小型で付けっぱなしにできる
  • 24時間録音していても余裕のある内蔵メモリ
  • 瞬時に同期できるWi-Fi高速ファイル転送
  • ノイズキャンセリングの効いたクリアな録音音声
  • 周囲の音もしっかり録音
  • アプリやクラウドと連携することで、さまざまな使い方ができる

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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