iPad Pro 10.5を買ったので、Apple Pencilを一緒に持ち歩いています。ただ、このApple Pencil、その名の通り細さも長さもまさに「鉛筆」で、よく転がるし、細くてグリップが悪いし、カバンの中でも居場所がないし、不便なことも多く……。
しかし、そんなApple Pencilを、使いやすいツールにしてくれるケースやカバーがたくさん発売されています。用途別に5種類を購入してみました。
1:Apple Pencilにクリップを取り付ける
これは「りんごのへた」と名付けられたクリップ。ボールペンのように、胸ポケットなどに刺せるようになります。
簡素なビニールパッケージ。
内容物は、クリップ×1と、ゴムリング×3(説明書には2個と書いてあってので、多かったのかも?)
クリップ単体でもいいらしいのですが、ズレて外れないようにゴムリングで両端を押さえます。
クリップとしての働きもそうですが、テーブルに置いた際に転がらなくなるのも利点です。
胸ポケットにも刺せる、なんて書きましたがApple Pencilそのものがボールペンより長いため、胸ポケットだとクリップの位置とApple Pencil自体の出っ張りが気になります。ジャケットの内ポケットあたりがちょうどいいかも。
2:Apple PencilをiPadに固定する
システム手帳などにゴムバンドで固定するタイプのペンホルダーがありますが、そのApple Pencil版です。
こちらもビニールに包まれた簡易包装。
Apple Pencilがぴったり入ります。振っても抜けないくらいのフィット感があるのですが、抜きにくいということもなく、ちょうどいいサイズ感です。
ゴムバンドでiPad Pro 10.5に巻きつけてみました。きつすぎず、しっかりとiPad Proに固定されます。
できるだけミニマムにiPad ProとApple Pencilを持ち運ぶには、最適な組み合わせと言えます。
3:Apple Pencilのグリップ力を強化する
お次は、Apple Pencilを包み込むカバーのレビュー。
こちらもビニールパッケージ。さながら文房具のようです。
シリコンカバーは薄くてやわやわ。Apple Pencilのカバーへの入れ方マニュアルが付属しています。もちろん日本語。この通りにやるとスルスルっと入ったので、おとなしくマニュアルに従いましょう。
先端とリング部分を除いて、ほぼApple Pencilを包み込みます。手触りもさらっとしていて、悪くない。
グリップ部分が適度な太さで凹凸があるので、非常に持ちやすい。
また、このカバーの特徴は、コネクタ部分にもあります。ここだけカバーに穴が開いているのですが……
そのままキャップを引っ張ることでカバーを付けたままLightningコネクタを露出することができます。もちろんこのままiPad Proに挿して充電することも可能です。
Apple Pencilが「細くて使いづらい」と思っているなら、このカバーはオススメです。
4:Apple Pencilをノック式にするケース
今度はカバーというより、ケースのレビュー。
お次の製品は、箱に入っています。
説明書とともに出てきたのは、一見、四色ボールペンのような太いペン状のケース。
このケースには、ピンが付属しています。
このピンで、クリップ下の突起を押し込みます。
そうすると、内部の筒状のパーツを分離させることができます。
さらにこのパーツをキャップと筒に分解し、筒の部分をApple Pencilに通していきます。
Apple Pencilの後ろまで通したら、キャップを付けて、カバー本体にカチッというまで差し込みます。
こうすることで、Apple Pencilのペン先を隠しつつ……ノックすることで……
使いたい時だけペン先を出すことができます。
グリップ部分は四色ボールペンのような太さなんですが、滑り止めがないので、やや持ちにくい感じ。太いペンが好きな人には向いています。
このケースならApple Pencilの全体を包み込むため、カバンの中に放り込んでおいても、ペン先が汚損しなくて済みますね。
5:Apple Pencil一式を収納するポーチ
最後に紹介するのは、Apple Pencilとその付属品一式を収納できるポーチです。
ビニールで包まれただけの簡易包装です。
スリムなペンケースという感じ。KOKUYOあたりから出てそう。PUレザーなので、本革のような心配をしなくてもいいです。
ジッパーを開けて、中を見てみると、ベルクロやペンホルダーなどが見えます。
フルで収めるとこんな感じ。Lightning – USBケーブル、Apple Pencil 充電アダプタ、Apple Pencilと一通り収納できるのに加えて、ボールペンも1本入れることができます。この状態でジッパーを締めると、いっぱいいっぱいですが、ギリギリ許容範囲内です。
小さくて無くしそうなApple Pencil 充電アダプタのために、凹状になった専用収納があるのは好感が持てるポイントです。
ケーブルも含めてApple Pencilをちゃんと持ち歩きたいと思っているなら、このポーチはイチオシです。
まとめ
ProMotionテクノロジーを搭載したiPad Pro 10.5の登場で、一段上の性能を発揮するApple Pencil。一緒に持ち歩くものだから、自分のスタイルに合わせて選べるケースやカバーがたくさん出ているこの状況はいい意味で迷いますね。
個人的には、普段は3のシリコンカバー、旅行に出るときには5のポーチに入れていきたいと考えています。