AnkerのaptX対応Bluetoothイヤホン
AnkerからaptXに対応したワイヤレスイヤホンが新発売になったと聞いて、早速購入してみました。iPhoneはaptXに対応していないので、恩恵は少ないかと思いきや……。
Amazonからはクッション封筒で届きました。最近のこの手の封筒は、開け口が付いていて便利ですね。
おなじみのAnkerパッケージです。
付属品がたくさん入っております。イヤーピース、イヤーフックが複数、マニュアルとマイクロUSBケーブル、そしてケースに入った状態のSoundBuds Sport IE20本体になります。
左右のユニットには、ANKERのロゴ。メタリックで美しい仕上がりです。
実はこのロゴ部分が、マグネットでくっつくようになっていて、さらに電源のON/OFFも兼ねているという便利な機能を持っています。(ただ、カチッとハマる感じがなく、ただくっついてるだけなのでモヤッとします……)
また、イヤーピースとイヤーフックは交換式になっています。
このように分かれます。イヤーフックは一度取り外すと、再度取り付ける際に向きが分からなくなりました……要注意。
付属のイヤーピースは2種類。
湯のみ型とおわん型ですね。
耳の形、大きさに合わせて選べるように、イヤーフックは3種類、イヤーピースは6種類も入っています。イヤーピースは、サイズによっては取り付けに苦戦するものがありました。
コントローラーは、触ってわかるようにアイコンが凸状になっています。
付属しているケーブルクリップで余っているケーブルを留めることで、ブラつかなくなります。
AnkerのBluetoothイヤホンの前モデルSoundBuds Sportと聴き比べしてみます。
前モデルは、音質がクリアなものの全体的に音が軽め。低音に関してはかなり控えめです。一方で、新モデルのIE20は音に厚みがあり、音域も広く、普段使いとしても(Bluetoothイヤホンとしては)音質がいい部類にあることが分かります。(aptXに対応しないiPhoneでも実感できる音の良さでした。)
まとめ
新モデルは音質が向上、イヤーフックやイヤーピースも多く付属し、3000円台で買えるBluetoothイヤホンとしては充実した内容になっています。
一方で、違和感があったのは「これはAnker製品だろうか?」と感じた点。ピタッと固定されないマグネット、位置の定まらないフニャっとしたイヤーフック、うまくハマらないイヤーピース、など。これまでレビューしてきたAnker製品は迷いのない意思を感じていたのですが、これはどうも違う様子。
音質はアップしたけれど、モノとしての魅力は微妙なところです。Anker製品でこんな感想を書くことになるとは……。