朝、どうやって起きる?
めざまし時計はダルトンのアラームクロックを使ってます。アナログ感漂う見た目に、めちゃめちゃ鳴り響くアラーム。起こし方としては最高です(うるさいから起きる)。
レバテックフリーランス様で本記事をご紹介いただきました!
オムロンのねむり時間計
とはいえ、なんかスマートにできないかなと思っていたところ、以前から気になっていたオムロンの「ねむり時間計」に新製品が出たということで購入してみました。
夜明け前を淡い色合いで優しくしたパッケージが特徴です。
内容物は、HSL-003T本体(お試し電池は内蔵済)、クイックガイド、電池交換用のドライバー。
ねむり時間計は扁平な形状で中央が膨らんでおり、例えるなら、どら焼きが一番近いです。前面は時計表示と操作スイッチが1つだけ。
背面には、ペアリング&データ通信用スイッチとアラームスイッチ、電池蓋。電池はCR2032が2個。電池交換の目安は、1日1回測定で、約4ヶ月とのこと。Bluetooth 4.0のLow Energy Supportで電力消費は抑えられているようです。
重さは64.5gと軽量。
アラーム設定は本体でもできますが、アプリを使わないと計測の意味がありません。アプリはiOS&Androidがあり、もちろん無料。
背面のスイッチを押して、iPhoneとペアリングします。表示されているのはペアリングの「P」ですね。
アプリ側では該当のねむり時間計を選択。画面にもありますが、前モデルのHSL-001/002では使用できません。
まずは機器登録が必要です。オンラインサービスに繋がったりするわけではないので、IDの設定などはありません。
Bluetoothペアリングに関するダイアログが出てくるので、そのままペアリング。
成功すると、HSL-003T上でも「OK」表示が出ます。
ねむり時間計は、iPhoneとは独立して動作するので、寝るときにiPhoneを近くに置いておく必要はありません。本体正面のスリープボタンを1回押すと時刻表示になりますので、もう一回押して「SLEEP」表示にすれば、動作開始です。あとはねむり時間計を枕元に置いて寝ましょう。
−就寝−
アラームは、設定した時刻の30分前(初期設定)から起きやすいタイミングで鳴らしてくれます。今回は7分前に鳴っているところを止めました。スリープボタンを1回押すだけではスヌーズになってしまうので、長押しして止める必要があります。
ねむり時間計をデータ転送モードにして、アプリにデータを転送します。この日の睡眠時間は5時間27分。寝付くまでの時間は5分だったと診断されていました。
1日の睡眠のグラフは、下図のように表示されます。翌日が休みとはいえ、もっと早く寝なきゃ……。
月ごとの体内時計として、下記のように就寝時間(青線)と起床時間(赤線)が表示されます。
こうして改めて自分の睡眠時間を見ると、夜型だなあと思う次第です……。
使ってみた感想
いいところ
自分の睡眠記録が取れるのはいいですね。こうして可視化されると、睡眠不足なのがよく分かります。また、アプリにいつも寝る時間を設定しておくと、その時間になるとiPhoneに通知が出るようになります。ついつい夜更かししてしまう場合にはいい機能です……。
惜しいところ
レム睡眠やノンレム睡眠の良くあるグラフが出るのかと思いきや、そんな機能はなく。測定機器というよりも、記録機器としての側面が強いようです。オンラインサービスと連携してくれる機能があってもよかったのにな、とは思いました。あと、就寝時にセットする際、「ピッ」となる機能はいらないような……。
まとめ
他に競合のないユニークな製品です。操作も簡単なので、デジタル機器が苦手な人にも手軽に使えそうな感じ(アプリなしでも一応使えるのがいい)。あとはもう少し安ければ、家族にも渡すのになあ……。