ある日、iPhoneのtorneアプリ上でなんだかおかしなエラーが出ていまして……まさか……とPS Vita TVやiPadで試してみるも同じエラー。
いやいや、外付けHDDも合わせて下記の手順で修復を試みました。
マッドナスネ 怒りのデス・ロード
- torneアプリ(PS Vita TV/iOSともに)上で再接続→「nasneに接続できない」というエラーが出る……
- ネットワーク上の問題かと考えて、IP Reset(写真参照)を行う→ネットワークのLEDが点滅したまま、止まる気配なし……!
- nasneの繋がっているルーターを再起動し、IPアドレスを振り直す。念のためnasneも電源ボタン長押しして再起動→nasneはネットワークを掴んでIPアドレスが振られる……も、症状は改善する気配なし!!
- IPアドレスを叩いて、nasne HOMEへアクセスする→「操作できません(Internal Server Error)」が表示され、なすすべなし……!!!(一部操作は可能)
- nasne HOME上で初期設定に戻す(録画番組は保持され、設定のみ初期化)→症状は変わらず、接続できない!!!!
- 症状の切り分けをしようと、まず電源を落とし、外付けHDDを抜き、ACアダプタを抜き挿し、電源ON→逝ったー!!!!!(HDDを除くすべてのLEDが点滅)
終わってしまった……。
約1.0TBの録画データを抱えて、マッドナスネは奈落の闇に落ちたのだ。※nasneに接続していた外付HDDのデータは、同じnasneからしか再生できないため、外付HDDは壊れていないのに復旧不可能。
修理受付はWebから
というわけで、オンライン修理受付サービスを利用することにしました。
製品の修理受付からお客様のお手元にお届けするまでを、オンラインサイト上・メール配信によりご案内します。
オンライン修理受付サービス | プレイステーション® オフィシャルサイト
アフターサービス料金は、下記のような体系になっていました。アフターサービス内容は「交換」のみ。潔い。
オンライン修理受付サービスで受付を済ませると受付番号が送られてくるので、メールの案内に従って、元の箱に電源コード・ACアダプタ・アンテナコード・LANケーブル・nasne本体を入れます。
元の箱が残っていない人は適当な箱に入れるか、有償で箱を取り寄せましょう。このとき、B-CASカードだけはnasne本体から抜き取り手元に残しておきましょう。B-CASカードは発行してもらえません。
お客様カルテには受付番号を記載しておけば、症状を再度記入することはありません。お客様カルテを残していない人は、適当な紙にメモして送ってください。
荷物を着払いで送った翌日、受付のメールが届き、その日の夜には故障診断結果と見積の連絡がありました。記載されているURLをタップすると下の画面が表示され、「修理する」ボタンを押すと発送されるようです。
そして、ヤマトのコレクトサービスで支払いを行います、代金着払いですね(送料はSCEJ負担でした)。支払いには現金・クレジットカード・電子マネーが使えます。持ち合わせや小銭がなければクレジットカードが使えるのは便利ですね。
そして……
新しいnasneが来たー!!!500GBのCECH-ZNR1Jはもう在庫がなく、1TBのCECH-ZNR2Jにアップグレードされて戻ってきました。
というわけで、トラブル発生から約5日。我が家のnasneは500GB+1TBの2台構成から、1TB+1TBの構成になりました。とはいえ、3年近く貯まっていた、傑作コレクションが無くなってしまったのは寂しい限り。パッケージ化されてないものもあっただけに。
nasneを完全バックアップしてくれる月額380円くらいのクラウドサービス(壊れたときには新しいnasneに戻せる)があればいいのになと思ったのでした。