落語をテーマにしたマンガやアニメ?
落語をテーマにしたマンガやアニメがたびたび話題になります。2010年代は『昭和元禄落語心中』でしょう。2020年代は『あかね噺』が面白いですね。
監修に落語家が入っていることも合わせて、その臨場感に「もっと聴きたい!」と思った方も多いはず。どこで観れるのか?いつ観られるのか?チケットはどこで買えるのか?気になることは多いので、簡単に解説していきます。
寄席は気軽に聴ける『落語ライブ』
昭和元禄落語心中に感化されて、実際に寄席を観に行ってみました。
※写真は鈴本演芸場(上野)
寄席といえば、年齢層高めでハードルが高そうな気がしますよね。でも、実際に行ってみると、気軽に観られる娯楽でした。お笑いや映画に比べると、チケット購入の仕組みや入退場のルールも緩めです。
落語のギモン
予約は不要、自由席
事前の予約は必要ありません。ただし、混雑が予想される場合には、チケットぴあやイープラスなどでの販売委託が行われることもあるそうです。
あとは、現地のチケット売り場(木戸口)にて、入場料金(木戸銭)を払うだけ。入場料金は2,000円〜3,000円。2,500円前後が定番。映画と比較すると割高だけど、ライブとして考えるとリーズナブルです。(鈴本演芸場の早朝寄席や、新宿末廣亭の深夜寄席のように500円でリーズナブルに見られる回もありました)
あと、座席は自由席。空いてる席を見つけたら座ればいい。
服装も飲食も自由
普段着で全く問題なく、しかも飲み物を飲みながら、お弁当食べながらで全然構いません。
休憩時間に入ったら、スタッフの方々がゴミ袋を持って回ってくれることもあるので(浅草演芸ホールの場合)、席を立たずにゴミが捨てられたりします。けっこう、すごいサービス。
一日中いてもいい
基本的にいつ入ってもいい。また、一回入ったら、最後までいてもいい。昔の映画館のよう。
ただし、土日や年始は立ち見になることがあるので、そのときは席が空くのを待つ必要があります。
落語だけではない
各劇場の公式サイトでは、あらかじめプログラム(番組と呼ばれている)が公表されているので、事前にどんな内容か分かるようになっています。
それを見れば、ナイツなどの漫才だったり、マギー一門のマジックだったり、落語だけではないことが分かります。
東京都内の劇場
常時落語を聞ける(定席と呼ばれている)のは、下記の劇場です。
浅草演芸ホール(浅草)
浅草寺やJRA、雷門、ROXなどのすぐ近く。まさに浅草の中心。
公式サイト:https://www.asakusaengei.com
所在地:東京都台東区浅草1-43-12
鈴本演芸場(上野)
上野駅と御徒町駅の中間にあって、アクセス方法は多い。
公式サイト:http://www.rakugo.or.jp
所在地:東京都台東区上野2-7-12
末廣亭(新宿)
新宿といっても、近いのは新宿三丁目駅。
公式サイト:http://suehirotei.com
所在地:東京都新宿区新宿3丁目6
池袋演芸場(池袋)
池袋駅北口が近いです。
公式サイト:http://www.ike-en.com
所在地:東京都豊島区西池袋1-23-1
国立演芸場(永田町)
最寄り駅は半蔵門駅か永田町駅。
公式サイト:https://www.ntj.jac.go.jp/engei.html
所在地:東京都千代田区隼町4-1
まとめ
なんとなくハードルが高そうだった寄席も、行ってみれば実は気軽に入れる娯楽だということが分かります。
そして、落語はYonTubeなどで聴くよりも、ライブで観た方が抜群に面白い。
場所は限られるけど、ぜひ見に行ってみてください!