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異色の落語アニメ
落語をテーマにしたコミック『昭和元禄落語心中』。漢字で構成されたタイトル、そして渋い表紙。2016年1月から始まったアニメで興味を持った人も多いのではないでしょうか。(Amazonプライムビデオで配信されてます!)
アニメでは、落語の数々が声優さんによって再現され、監修には落語家・林家しん平師匠が入っていることも合わせて、その臨場感に「もっと聴きたい!」と思った方も多いはず。
寄席は気軽に聴ける『落語ライブ』
昭和元禄落語心中に感化されて、実際に寄席を観に行ってみました。
※写真は鈴本演芸場(上野)
寄席といえば、年齢層高めでハードルが高そうな気がしますよね。「どこで?」「いくらで?」「誰の?」という疑問がいろいろ出てきたので、まとめてみました。
都内の劇場
常時落語を聞ける(定席と呼ばれている)のは下記の劇場。
浅草演芸ホール(浅草)
浅草寺やJRA、まるごとにっぽん、ROXなどのすぐ近く。まさに浅草の中心。
公式サイト:http://www.asakusaengei.com
所在地:東京都台東区浅草1-43-12
鈴本演芸場(上野)
上野駅と御徒町駅の中間にあって、アクセス方法は多い。
公式サイト:http://www.rakugo.or.jp
所在地:東京都台東区上野2-7-12
末廣亭(新宿)
新宿といっても、近いのは新宿三丁目駅。
公式サイト:http://suehirotei.com
所在地:東京都新宿区新宿3丁目6
池袋演芸場(池袋)
池袋駅北口が近いです。
公式サイト:http://www.ike-en.com
所在地:東京都豊島区西池袋1-23-1
国立演芸場(永田町)
最寄り駅は半蔵門駅か永田町駅。
公式サイト:http://www.ntj.jac.go.jp/engei.html
所在地:東京都千代田区隼町4-1
落語のギモン
予約は不要、自由席
入場料金(木戸銭)は2,000円〜3,000円。2,500円前後が定番。映画と比較すると割高だけど、ライブとして考えるとリーズナブル。
鈴本演芸場の早朝寄席や、新宿末廣亭の深夜寄席のように500円でリーズナブルに見られる回もある。木戸口(チケット売り場)にて、木戸銭を払うだけ。事前の予約は必要なし。
あとは自由席なので、空いてる席を見つけたら座ればいい。
服装も飲食も自由
普段着で全く問題なく、しかも飲み物を飲みながら、お弁当食べながらで全然構わない。休憩時間に入ったら、スタッフの方々がゴミ袋を持って回ってくれることもあるので(浅草演芸ホールの場合)、席を立たずにゴミが捨てられたりする。けっこう、すごいサービス。
一日中いてもいい
基本的にいつ入ってもいい。また、一回入ったら、最後までいてもいい。昔の映画館のよう。
ただし、土日や年始は立ち見になることがあるので、そのときは席が空くのを待つ必要がある。
落語だけではない
各劇場の公式サイトでは、あらかじめプログラム(番組と呼ばれている)が公表されているので、事前にどんな内容か分かるようになっている。
それを見れば、ナイツなどの漫才だったり、マギー一門のマジックだったり、落語だけではないことが分かる。
まとめ
なんとなくハードルが高そうだった寄席も、行ってみれば実は気軽に入れる娯楽だということが分かる。
そして、落語はYonTubeなどで聴くよりもライブで観た方が抜群に面白い。
場所は限られるけど、ぜひ見に行ってみてください!