Kickstarterにて出資していたFlyshark2がついに到着しました。海外からの配送物はラベルがゴテゴテですね……。
その中からクッション材を内包した黄色い封筒が登場。
こちらがパッケージ。iLEPOのWireless Universal Foldable Keyboardが名称のようです。左下には小さくFlyshark 2 keyboardの文字。こちらの名称のほうが合っていると思うんだがなあ。対象機種・OSとして、iPhone/iPad/Android/Windowsが表記されています。
重さはiPhone 6sより重く、6s Plusより軽い
内容物は、スマホスタンド、持ち運び用の巾着袋、Flyshark2本体、microUSBケーブル、マニュアル、以上。
Flyshark2の実測値は155.2g。iPhone 6sが143g(公称)なので、ほぼ同じ重さと言ってもいいかもしれません。6s Plusは192g(公称)なので、全然軽いです。
外観チェック
側面にあるツメをスライドさせると、キーボードを開くことができます。
こんな感じで。
パカッと。開くと自動でBluetoothのランプが点灯して、ペアリングが始まります。開ききるとペアリングが完了しているので、すぐ使いたいときに便利ですね。
フルオープンした状態。よく見てもらうと分かる通り、上列の数字キーがありません。通常5段あるはずの1段目がないのです。
こちらは裏面。左右のゴムと、中央のゴム、の3つのラインでタイピングの圧を支えます。
横から見ると、3点で支えているため、底は少し浮いて見えます。(グラグラするわけではありません。)
キートップは意外と打鍵感があって、あの薄さによくこれを押し込んだなと感じました。
iPhone/iPadで利用
iPhone 6sと比較してみます。Skyshark2のほうが幅はあるものの、ほとんど同じサイズに見えます。
開くとさすがに大きい。
iPhoneとペアリングして使ってみます。
付属のスマホスタンドは支えの位置をずらせば、ある程度好きな角度に調整できます。
iPad mini 4と比較してみました。これもスマホスタンドが使えました。
先ほど、最上段のキー列がないと書きましたが、実はファンクションキーで代替しています。青のFnキーと緑のFnキーは、それぞれ役割が違うので、Fnと記述はあっても、別の動きをします。
こちらは青のFnキーで使える機能の写真。機能拡張系のキー印字が多いです。
右側の緑のFnで使えるキー。青のキーで打てる文字もあります。
使ってみた感想
いいところ
とにかく軽くて小さい。大して重くもないので、カバンに入れておいても苦にならない。また、この小ささでちゃんとタイピングできるギリギリの大きさに収めたところはいい仕事している。
悪いところ
割り切りすぎて、数字キーを始めキーを削りすぎている点。これはもう慣れるしかない。あとは価格だろうか。日本未発売だが、前モデルの価格を考えると1万円は超えそう……。
まとめ
数字キーを削るなどの割り切った仕様に何の疑問も抱かないのであれば、最高のポータブルキーボード!日本ではまだ発売されていないが、発売されれば、一部で人気がでそう。
JTTより、Bookey Pocketという名称で同種製品がリリースされたようです。しかも黒と白。