Kickstarterで出資していた製品がスロベニアより届きました!UPSで到着です。
製品のわりに大きいのは…Tシャツ付きのものを選択したからです。右のアルミ缶の入れ物が今回入手した「Lumu」です。
缶を開けると、ストラップと革のケースが出てきます。こういった演出は重要ですね。簡易マニュアルはフタに貼りついていました。
革ケースに入ったLumuです。小さいです。
これがLumu本体です。付属のストラップに付けてみました。
裏面にはロゴが彫られています。
専用アプリはこれ。ダウンロードは無料です。もちろんLumu本体が無いと意味を成しません。
…ところで、ここまで見ていただいても、そもそも「露出計って何?」という話だと思います。露出計は被写体に当たっている光の強度を測定して、適正な露出値を割り出すものです。
要は、「カメラのマニュアルモードで綺麗に撮るための周辺機器」だと思ってください。
普通に買うと数万円はザラです。
さて、iPhone 5sに取り付けました。といっても、イヤホンジャックに差すだけ。
さっそく測ってみましょう。被写体に近づけます。
こんな画面が表示されています。上から、絞り値・シャッタースピード・ISO感度です。初期表示状態のままなので、画面下部の「MEASURE」ボタンを押して測定します。
すると、被写体に対する適正露出が測定されました。各値をフリックして切り替えることも可能です。こちらの値をデジカメのマニュアルモードで設定します。
比較までに、デジカメの「おまかせ」モード(オート)で撮影してみました。カメラ自体にも露出計は入っているので、自動で調整してくれますが、やや暗くなりました。Macに取り込んだあとで補正が必要です。
こちらは先ほどの適性露出で撮影したもの。鮮明に撮影できました。サイズ変更以外は無加工です。
並べて比較してみます。Lumuを使って測定したほうが、より自然な仕上がりになっていることが分かります。
なお、撮影した写真と、Lumuで測定した値を合わせて保存しておくことが可能。デジカメで撮影した画像を取り込んだあとにひと手間必要ですが、撮影情報を残しておきたいときには便利な機能です。
こちらはLumuアプリの設定画面。Dropboxとの同期のほか、Wallpaperから背景画像を変更することもできます。
というわけで、使う人の限られるマニアックな製品の紹介でした…。風景撮影には向かないですが、人物撮影や、静物撮影の際には非常に役に立つ製品です。
公式サイトでは、現在プレオーダーを受付中。129ドルと高価ですが、単体の露出計を買うよりは安いですね。(正確性はともかく)